横浜米米変態(良い意味で)人物録

横浜でお会いした方が鮮烈な印象を残す方ばかりだったので、文字に留めておきたくなりました。

助六さん

 伝説の人。米米の生き証人。おそらく石井竜也の次にライブ参加率が高いのではなかろうか。シンプルな普段着でいらっしゃってたけどライブに際して静かに燃える気合が感じられて隣にいる私まで武者振るいした。あとお嬢様が超可愛い。お嬢様はちょっとした仕草にも魅せる人の意識があって、無論ご本人の資質もあるのだろうけれど英才教育ってすごい。

ばむおさん

初めて会ったとき、イルカみたいな人だと思った。しなやかで、強くて、知的で、好奇心旺盛で、人懐こい、野生動物。全身からエネルギーが溢れている感じがして、水の中をすごい速さでぐんぐん泳いでそうだなと思ったら本当に磁場の強い古米のみなさんでごったがえすぴあアリーナの入場口前やロビーの中を目的に向かって一直線に進んでいったのでやっぱりイルカだと思ったし、横浜に行くまでの経緯を読んだら(すごい面白いので是非ご一読を)想像の5割増でとんでもなかったので「野生動物」だと思った私の感覚は正しかった。

さくやさん

辞書で「親切」って引いたら出てくる人。小柄な体躯の一体どこにそんなエネルギーがってぐらい、フットワークが軽くて、ノリが良くて、物おじしなくて、テンション高くて、面倒見が良くて、細かいところまで気が付いて、なんていうか、活気そのもの。動くたびにゆるやかにウェーブがかかったつやっっっつやの髪がリズミカルに肩で跳ねてそれがとてもきれい。遠目からでも、マスクをしていても分かる笑顔で、2日間一緒に過ごさせていただいてる間ずっとにこにこされていて、ただでさえおかしくなってた情緒が完全に飛んでただ思った事を喋り倒す壊れたラジオみたいになった私の、自分でも何言ってんのか分かんない初日終わりの感想をずーっと嬉しそうに「うん、うん」て聞いてくださって、そっからダッシュで東京タワー(じゃないスカイツリー)登って一緒に推し様のライブ映像で踊って、地上634mから月を見て、次の日は私が大遅刻した米カラに先に行って初対面の方達の中で超盛り上がってて、たぶんこの方は心を開こうと決めた相手には自分を全開にする、できる胆力の持ち主なのだと思った。色々おっちょこちょいなところもすごい可愛い。でも米カラで一緒になった方の黒いショーパンから出てるおみ足がいくら綺麗だからってちょいちょいコートめくって足を見ようとするのは自重しよ?

三遊亭藍馬さん

元宝塚の男役だと言われたら秒で納得する迫力のある美人で、存在感に説得力がありまくり。人前に立つ人とはこういう人かと思った。気さくで、キップの良い姉御肌で、WSCを全身で楽しんでるだけじゃなくて積極的に周りを巻き込んで楽しんでいてなるほどこれは惚れる。もう私は、記憶の中で「東京イェイイェイ娘」を再生しようとするとシュークじゃなくて藍馬さんが流れるようになってしまった。それぐらい存在が、強い。次に帰国の機会があったらこの方の高座を是非観に行きたい。

亜瑚さん

おみ足。色気。ミラクル。

さっちゃんさん

2日目に連番させて頂いた古米様。やっぱりとんでもなく親切で、大切な大切なご自身のグッズを、まるで「ポッキー食べる〜?」ぐらい気負いのない感じで私にくださってびっくりした。シュークの振りコピは完璧だし、ライブの全てに圧倒されて焦点が定まらない上にいろんな思いが込み上げてずっと号泣してる私に「ほらあそこ、OH!ってなってる」「ほら今はあの振りつけが」と1、2回参加したぐらいじゃ絶対に気づかない目の付け所ポイントをさりげなく教えてくださって、とにかく隣にいる情緒不安定挙動不審の日本人だか何人だかすらよくわかんないやつにライブを楽しんでもらおうとずっと心を砕いてくださってた。本当なんなんだこの界隈。いい人しかいない。どんな淘汰圧がかかったらこうなるん?

福さん

公演終了後もしばらく涙が止まらなかったのはまちがいなくこの人のせい。情に厚くて、やさしくて、涙脆くて、その涙脆さをからかわれながらも超愛されてて、山田洋次の映画の主人公か。「辰次郎 故郷に帰る」に出てました?

スターダスト東雲先生

ただの神。お母様まで神なのでもうご家族全員オリンポスの住人