【サイキックイクリプスreload感想】 20XX年、世界は核の炎…ではなく大蝕の波に包まれた!
サイキックイクリプスReloadプレイ感想
〜共通話(プロローグ)編〜
さて始まりました、サイクリReload感想文。
今回は物語の序章と言ってもよいプロローグの感想
そして、主人公であるケイ・ヨルシカの紹介も踏まえながらこちらに挙げていきたいと思います。
※ちなみにこちらPC版の方ですが『先方公開』として公式から動画が公開されています。
よかったらyoutubeでググって見てね!!
【Reload起動、そして大きな衝撃】
DLできた!!それじゃあやってくぜ!!
…と、ワックワクで起動。
タイトル画面で主題歌が流れとる…!!
オプションがPC版から更に増えてる!!
セーブデータめっちゃ作れるじゃん!!
やっべえもうこの時点でテンション上がるわ!!
お、OPムービーの映像一部が違う!!
比較とか欲しいかもしんねえ!!!
とまあ、こんな感じで自分がどれだけこのゲームを楽しみにしてたのかを改めて感じていました、が…。
新鮮さが堪らないReload、初っ端からとんでもないモノがきました。
第三のサイキック能力『透明化』を身につけていたケイ君が。
…というのは言い換えであり、まさかの「立ち絵非表示バグ」でした。
でも、これに関して私は
「ゲームシステムに難点やバグなどがあろうがストーリーやキャラクターが良ければ気にならない」
というタイプなのでノープロブレム…
いや、ちょいとさすがに気になるかもしれん…。
なんせ今かなりアツい最推しゲームの移植版ですし。
初見さんからしたら「そういう演出か?」と思わせるような所もあるので一部は違和感なさげかもしれませんが、非表示バグを起こしてるのがデフォルトの立ち絵ケイ君なので正直、ちょっと悲しい…。
しかし、この件はなんと発売日翌日に公式様の元に話がいっており、発売からなんと一週間で修正アプデがきたというね!!!!
は、早い……早すぎるッ……!!
神対応かよ…!!!
公式様!!
これからもゼンリョクで応援しております…!!(五体投地)
…さて、Reloadから得た興奮と衝撃、そして感動の話はここまで。
ここからは『共通話』とされているエピソードを元にいろいろお話していきます。
【始まりは突然に】
さあ、物語が遂に始まる…!と、思っていたら
中学生のケイ君とスバルさんが必死に『あいつら』から逃げる場面からスタート。
「人の少ない方へ向かう」とケイ君を連れだすスバルさんに「自宅にはまだ家族が…!」と言うケイ君でしたが…既に遅かったようでした。
そう、最初から(世界が)クライマックス。
スバルさんの言う『あいつら』は蝕人の事であり、人々が次々と蝕人化してパニックになっていたのだ。
平穏な日常が既に崩壊した中からの始まりだったので、正直びっくりでした。
まさかそこからスタートだとは思ってはいなかったので。
どうもケイ君は「家に帰ったら突然『誰かに襲われて』それから街中が蝕人で…」だそうですが…。
…それから6年。
中学生だったケイ君は成人しており、スクラップ工場で働いてました。
まだあどけなさが残ってはいますが力仕事は慣れっこの様子。
なんせこの子、可愛い顔だがパワータイプなのだから。
というわけで、ここで主人公の紹介といきましょう。
【侮れない主人公、ケイ】
お目目ぱっちりで眩しい笑顔が合いそうな明るく元気な子…のように見えますが、ところがどっこい無口で無愛想。
仕事場の他作業員から陰口を叩かれても何も言い返す事なく無視。
見知らぬモブから金を要求されても「急いでるんだから他をあたれ」「面倒くさい」と冷たく遇らう。
そしてそれだけじゃない。
喧嘩に強いのだ。
ここ、テストに出ます←
金をせびるモブ(男)の一人が「コイツ意外と可愛い顔してんな!」と薄い本を厚くさせようとすると、なんとモブに痛恨の一撃をブチかますというね。
ちなみにこのケイ君の力強さはいろんな所で見られます。
OPムービーにもちらっと映るので必見やで!!←
個人的に『受け』にあたる子は「守られなきゃいけない『ヒロイン』タイプ」よりも「腕っぷしが強い『男だぜ!!』タイプ」の方にグッときやすいので
ここはケイ君のナイスなポイントだと思います。
総受けキャラなんだけど…受としてかわいいだけじゃない、男としてカッコイイ所もある所。
だいすこ。
だがモブも負けていられない。
なんせこの世界は限りない物資を奪い合うような世界なのだから。
ピンチに陥ったケイ君ですが…
「【転べ】ッ!!」
ケイ君がそう叫んだ瞬間、運が悪くモブはすっ転んでしまい、その隙を突いて無事に逃げ切れました。
なんと、咄嗟に口にした言葉がまるで命令を受けたかのように本当に起きたという。
そう。これはこの世界を大きく変えたもののひとつ『サイキック能力』のひとつ。
そして、ケイ君にとっては枷でもあり物語の左右を決めるものなのです。
声に出した事がすぐに起きる能力。
まるで夢のような、というか結構チートなサイキック能力じゃね⁉︎
…と思われるが、ちゃんとデメリットもあるんだなあ、これが。
実はこの後(モブを撒いた後)に通りすがりの子供が遊んでいたボールが顔に当たるという怪我をするハメに。
いわゆる『しっぺ返し』が何らかの形で来るという。
だからつまり、大きな願い事を叶えた後には大きな不幸が必ず訪れるという。
ある意味これは「キャラクターバランス」って奴かもしれませんな。
でも、バランスがあるって事はとても重要だと思います。
誰だってメリットとデメリットはあるんだし、メリットづくめの完璧無敵マンなんて滅多に存在しないでしょう。
…さて、話が逸れてしまいましたが。
『代償』とも呼べるそれは当然、それは他のサイキック能力にも存在している。
そのお話は、また各ストーリーの中で分かってくるのでおいおい話していきます。
「あれ?ケイ君のサイキック能力って『プレコグ(予知能力)』じゃねえの?」
…ってワケですが。
実際にケイ君が『ポラリス・システム』で手に入れたのはプレコグなのは確か。
ではそのもう一つのサイキック能力はどうやって?という疑問があがりますが、これもまた今は置いときます。
その能力を得るまでの出来事はある意味ネタバレという名の『真実』なのですから。
…と、まあ可愛くて力強くて不思議な力を持った主人公・ケイ君ですが、そんな彼の本性はすぐに分かります。
それは…同居人であり、幼馴染でもあるスバルさんの前で─。
嗚呼なんと微笑ましきかな
この幼馴染は(満面の笑み)
そうなんですよ。
本当はすごくいい子なんですよ。
配給された食事の中にあった飴を甘い物が好きなスバルさんの為に残してるんですよ。
スバルさんの前では軽口が叩ける男の子なんですよ。彼は。
…というのも、スバルさんとはずっと昔からの縁があるからなのもあり、6年前のあの日に身内も友達も全てを失った中での大事な「お互い」でもあります。
その互いを思う気持ちの強さも、これからどんどん分かっていきます。
……と、そんな中でスバルさんはケイ君が「日に日に他の人と喋らなくなる」という事を心配してか、直してあげた携帯電話の中に育成型アイドルAIである『シリウス』を入れてくれました。
しかしケイ君は「余計なお世話」とちょっと拗ね気味。そもそも男のアイドル、というのも謎のチョイスだと気になっている様子。
その時に軽くスバルさんの事べしッとしばいてるの好きです←
すぐ手が出ちゃうタイプ、はっきりわかんだね
一方で新しいお友達…と呼べるか否かはまだ分からないこの物語内では癒しとも呼べる清涼剤系キラキラAI、シリウスさんはケイ君に興味津々である。
シリウス「ケイプロデューサーですね!一緒に頑張りましょうね!」
ケイ「プロデューサーじゃないって言ってんだろ!」
ちなみにこのシリウスさんは『アイドル育成アプリのキャラクター』ではあるのですが、様々な機能をスバルさんから授けられてるのである意味ケイ君の新たなパートナーとも呼べます。
しかし………。
完全に例のイルカじゃないですかー!やだー!
…どうやら『最高のパートナー』と呼ぶにはまだまだのようでした。
ちなみに
このサイクリの世界は『荒廃した世界』が舞台となっていますが、ずっと暗いシリアスってワケじゃないんです。
こんな感じでドタバタやわちゃわちゃがあったり、思わず笑ってしまうシーンなどもあるので面白い。
ずーっと鬱続きではないので安心でき…るのだろうか…?(いきなり不安になるな)
なので(?)シリウスさんは翌日やらかしてくれました。
【Welcome to ようこそ 第三ドーム♪】
今日もどったんばったん大騒ぎ。
シリウスさんのドジっ子属性(?)のせいで仕事に遅刻しそうになってしまったケイ君。
ある意味日常の一コマみたいなノリで微笑ましくも感じられます。
いやーシリウスさんいいキャラしてるわ…。
猛ダッシュで仕事場へ向かおうとしていたそんな中…。
「道を尋ねたいのだが。」
バタバタしていたケイ君の足を『サイコキネシス』で止めてきたのは、なんとドーム管理スポンサーに携わった『バートランド一族』の嫡男であるリヒト・バートランドとその世話役を務めているミカゲという男でした。
ケイ君曰く「キラキラした見た目」(確かにめちゃくちゃ美少年よね。わかるよ←)という彼…リヒトさんは政府やお金持ち、お偉いさんの集いとも呼べる「第一ドーム」から遥々この第三ドームに来たという。
…ケイ君の事を探し求めて。
しかし、お偉いさんの一人とも呼べるリヒトさんになぜケイ君が…?
ケイ君はただ普通に生活をしていたうえに『秘密にしているサイキック能力』のせいもあり目立つ事を避けていました。
「日常は平穏が一番だってのに!おまけに仕事に遅刻しそうなのに!!」という面で焦っていたケイ君は果たしてどうするのか…?
…というわけでここまでがこの物語のプロローグ。
「自分達について来てほしい」というミカゲさん達の頼みをケイ君はどう受け止めるのか?
もしくは、誰かに頼るのか?
…さて。
ここから先が、3つの物語(ルート)への分かれ道となるのです。
早速次回からは各ルートの感想をあげていこうと思います。
【最後に。実は……】
実はこのサイキックイクリプス、自分が初めて触れた『公式元からBLがある作品』でした。
自分自身、BLという要素は二次創作…いわば腐向け類とかあたりで触れていたので抵抗は全くありませんでしたが、このような元々からBLがデフォルトという作品には全く興味を持つことがありませんでした。
そんな中、サイキックイクリプスは『初めてのBLゲーム』には持ってこいでした。
まずは…
『一応「全年齢向け」扱いの為、えちえちなシーンがない(見せてくれないと言った方が良いか?)』
という所が、初めての私にとっては「やりやすい」と思いました。
何の前置きもなくキスシーンのカットを繰り出された所でめっちゃビビったけどな!!←でも、いいぞもっとやれポイントだとは思ってる。公式ですけべが見せられない所はある意味、我々の想像力が試されるって事だよね←(だからといって全カプがキス以上はしないよってワケではないんですよね…←)
そして。
「友達から恋人へ」の流れの描写が丁寧だからどのカップリングにもハマるハマる。
「なるほど、攻は彼のそこに惹かれたのね」「あの場面があったからこそ、この想いはあるんだ」ってのが非常に分かりやすい。
だから、各カップリングにハマりやすい!とも思うのです。
あと、主人公であるケイ君の行動や感情も主人公として素晴らしく、好感がかなり持てます。
思わず「いいぞもっと言ってやれ!」と応援したくなる場面もあるので、お楽しみに!←
あ、ちなみに私はスバケイ推しです(聞いてない)
【次回のサイクリ話に関しまして】
ざっくりとお話させていただきましたが
次回からはネタバレが当然のごとく含まれます。
ただ、全てを丸々赤裸々にお話は敢えてしません。
自分がいつもレビュー感想をあげる際に思ってるのは
これを読んでくださってるユーザーさんに、是非ともこの作品に興味を持ってほしい。
あわよくば同じ沼にハマって共に楽しみたいという思いがあるからです。
いわばあれです。
推しに狂うor熱弁する姿を見せるのが何より一番!
って奴ですね。
それでは、また次回!
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