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日向坂46全国ツアー2021に行ってきました(広島後編)

まだ前編をご覧になっていない方は、そちらを先に見ていただけるとよりワクワクしながら読めると思います
https://note.com/tokomo_hinata/n/nca77a918ec19

3.ライブ本編

この日のセットリストはこちら


1 NO WAR in the future 2020
MC
2 Overture
3 青春の馬
4 アザトカワイイ
5 キュン
6 My fans
7 ドレミソラシド
朗読劇
8 声の足跡
9 ときめき草
MC(クイズコーナー)
10 何度でも何度でも
11 膨大な夢に押し潰されて
MC
12 夢は何歳まで?
13 世界にはThank you!が溢れている
MC
14 君しか勝たん
15 キツネ
16 誰よりも高く跳べ!2020
17 ってか
18 JOYFUL LOVE

EN1 ソンナコトナイヨ
MC
EN2 約束の卵 2020

日向坂46のライブは基本的にOvertureが流れてから始まる。Overtureとはいわば日向坂46の登場曲のようなものだ。開演前は「Overtureで泣いちゃうなあ」的な話をしていたが、結果的にOvertureより前に泣くことになった。
Overtureが流れる前にNO WAR in the futureが流れ始めた。
いつの間にかバックステージにいる日向坂メンバー、しかもステージが動いている。嵐の松潤が発明したと言われるムービングステージを導入したのか!!と驚いたのと同時に、推しメンである松田好花ちゃんを探し始めた。
1番ではこのちゃんを見つけることができず、曲は2番に突入した。ステージごとどんどん離れていくメンバー。このちゃんを必死に探してやっと見つけた瞬間、1年9ヶ月ぶりに肉眼でその姿を見れた喜びと、かつて病気で休業していたこのちゃんが、病気を克服して元気に踊っている姿への安堵から、ライブで初めて涙を流した。本当にここに来れてよかったと強く感じた。


しかし、ここで懸念していた問題が発生する。やはりメインステージが全然見えないのである。私の身長が低く、また周りは全員男性だったため、背伸びしないとメンバーの姿を捕えることができない。捕えたとしても距離が遠いため、双眼鏡が必要になる。しかし、双眼鏡をしながら背伸びすると、バランスを崩す可能性もあるので危ない。その結果、メインステージのみで行われたパフォーマンスについては記憶に無いので、ここからは一部抜粋してレポをまとめる。

まずはドレミソラシド。この曲はムービングステージでパフォーマンスされた。この曲のダンスと言えば、サビのチャールストンが有名である。動くステージの中でチャールストンをするとチャールストンしてても全然動かなかったり、逆に凄い早さで移動することもあり、少し不思議な感じになっていた。この曲ではこのちゃんが3列目の端にいるので、非常に見つけやすく、目で追うことができた。


ドレミソラシドの後には朗読劇が会った。過去の配信ライブに登場したキャラクターの声をメンバーが当てはめる形式で、2020年7月のオンラインライブと12月のひなくり2020のキャラクターが久しぶりに登場した。(間延びしてしまうからか、福岡公演からはどちらか片方の朗読劇が行われた)

パフォーマンスは見えなかったが、セトリにときめき草が入ったのは嬉しかった。個人的に大好きな曲だったが、新曲が増えるにつれて披露機会も減っていた。みーぱんがセンターだったんですね。円盤の発売を待っています。

その後のクイズコーナーでは広島にまつわるクイズでチーム対抗バトルが行われた。広島県民には簡単だったのかもしれないが、大阪府民にとっては普通に難しかった。アンガールズ山根のフルネームはわかったのだが。影ちゃんが無双していた記憶がある。

10/27発売の6thシングルからユニット曲が1曲披露されるんじゃないかという予想をしていたが、その予想は的中し、高本彩花・東村芽依のユニット「あゃめぃちゃん」の夢は何歳まで?が披露された。今年3月のひな誕祭以来の披露だったので、こんな感じの曲だったな~と新曲なのに少し懐かしい気分でパフォーマンスを見ていた。

その次の世界にはThank you!が溢れているで私は昇天した。花道で輝かしく踊る2期生の姿にまたも涙を流してしまった。Thank youを言いたいのはこっちのほうです。広島まで来て良かったとまた思った。

そしてスティックバルーン最大の見せ所、君しか勝たんが披露された。確かケヤフェス前に公式でスティックバルーンの叩き方動画が公開されていたが、全く見ていなかったのでフィーリングで叩いた。福岡の時にはちゃんと叩けるように練習したいと強く感じた。

ライブの大定番曲、誰よりも高く跳べ!も、もちろん披露された。キャプテンがバクステに来て「跳べーーー!!!!」と叫ぶ姿を見て思わず声が出そうになった。誰跳べの魔曲さを改めて痛感した。


その後、会場が暗くなり、ビジョンに大きく「6th single ってか」が表示された。前日の緊急生配信で曲名とMVが解禁された矢先の初披露だった。パフォーマンスは見えなかったものの、迫力は後ろまで十分に伝わり、歌番組で披露されるのが本当に楽しみになった。


しかし、この辺りで新たな問題が発生する。この日は日帰りで帰宅する予定だったのだが、初日公演のため終演時間が予測できず、終電に間に合うのかが心配になってしまっていた。
そのせいで、この辺りからライブの記憶がさらに薄くなってしまっている。それも重なって、ってかの記憶がほぼ無い。やらかした。

本編最後にはJOYFUL LOVEが披露された。この曲ではファンがペンライトで虹を作り上げることが恒例となっているが、この日も綺麗な虹ができており、私も思わずステージではなくスタンドを見渡していた。私も虹の一員になるのは初めてだったため、正真正銘のおひさまになれたのだと実感できた。あの空間にいれたのは本当に幸せだった。


本編終了からアンコールまでの時間は今まで行った様々なアイドル・バンドのライブで1番短かった気がする。本当に短かったのか短く思えたのか。
ソンナコトナイヨをアンコール曲にしたのは本当に大正解だと考える。知名度の高い曲な上にあの強烈なイントロが心を掴む。


約束の卵を披露してライブは無事に終了した。かと思いきや・・・


4.最後の大逆転

約束の卵が終わり、メンバーが花道を通ってバクステにやってきた。バクステでメンバーが一礼すると、なんと急に私がいる方向にメンバーがやってきたのだ。


私がいたのはC1ブロックの後ろから3列目。メンバーはC1~3ブロックとD1~3ブロックの間の通路を通って退場したのだ。私の後ろには2列席があったが、いずれも空席で、その通路を遮るものは一切無く、距離で言うと1m~2mのところにメンバー全員が通るのを何の障害も無しに見ることができた。
私は頭が真っ白になりながら首にかけていた推しメンタオルを掲げた。このちゃんはスタンドの方に手を振っており、こちらに気づくことは無かったが、アリーナより弱い立場に立つスタンドのファンに対するファンサービスを忘れないという素晴らしい心の持ち主だと実感し、とても穏やかな気持ちになった。(あくまで個人の見解です)

5.おわりに

20時40分頃に公演が終わり、終電に間に合うことができた。スティックバルーンは付属のストローで空気を抜くことができたのだが、部屋に飾りたかったためそのままの形で持ち帰った。広島公演から1ヶ月経ったが、少しずつ空気が抜けていることに時の流れを感じ、寂しくなっている。


8月にコロナウイルスが過去最大の流行を見せ、ツアーが行えるかどうかわからない中でも、このように最大の感染対策を行い、ツアーを実行してくれた日向坂46には本当に感謝し尽くせない。2019年12月のユニバライブを最後に長らくライブに参戦できていなかったが、声を出せない中でも最高のライブを楽しむことができた。この非日常をこれからも大切にしていきたい。


次の記事では福岡公演2daysについて書きたい。

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