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読書感想文・人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ やしろあずき著

やしろあずき氏の人生から「逃げる」コマンドを封印している人へを読了。とりあえず、やしろさんのお母さんが素晴らしいということが分かった。親から受ける影響って偉大です。そんなに気張らずに読める本なので、かるーく読んでみるのがおすすめです。

僕が一番気になったのは「辛くない「努力」の見つけ方」というお話。頑張らなきゃいけない努力はつらい努力。例えば勉強はその最たるものだと思う。英数国理社その全部が好きな人なんてなかなかいない。でも、日本の義務教育はそのすべてで5を目指すような教育をしてきたと思う。僕はその教育をもろに受けてます。なので、苦手を無くすよう勉強してきた。そして、それなりの学力は得たと思うけど、苦しい努力をする奴隷のようになっていた部分もあると思う。というか、好きなことだけしていちゃダメという感覚を持ってしまっていると思う。でも実は、誰しもが、なんとなく徹夜してでもやっちゃうことってあるんだと思います。やしろ氏も言っているように、それが自分の好きなことなんだと思うし、それを探すのは人生の課題なんだと思う次第です。僕は見つかったように思ったこともあります。建築学科でデザインを作っているときは楽しかった。でもそれを一生の仕事にはできなかった。お金とか、社会的地位とか、親の期待とか、なんか色々なものをひっくるめて考えて、なんとなく選ばなかった。その時点で、好きなものじゃないのかもしれないですが。そして、デザインを作るって楽しいけど、滅茶苦茶大変なので。辛い努力になってしまっていた部分もあったかもしれない。でも、趣味のレベルで楽しむなら、パソコンさえあれば、いや、無くても出来る話なので、これからまたやっても良いなと思っている次第です。

最近読んだ本だと、motoさんの「転職と副業のかけ算」、ヨッピーさんの「明日クビになっても大丈夫!」の2冊なのですが、本著と共に、この2冊もサラリーマンをやるのと同時に他のこともした方が良いと書かれております。正解かどうかは分からないけど、動くって大事なことだと思います。建築とかデザインを作るのってめちゃくちゃ大変だけど、作って発信してを個人レベルで今後もやれたらなと思えた本でした。

やしろさん、面白い本をありがとうございました。

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