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無意識の力を味方につける 〜ホメオスタシスを味方にするゴールからの思考〜

おはようございます。
ライフ・マネジメント・コーチの「トコマ」です。
いつもありがとうございます。

今回は「ホメオスタシスの機能とその活用」というテーマで書きます。


ホメオスタシス(恒常性維持機能)は、生体が内部環境を一定に保つ機能として知られています。
この機能は人間の行動にも大きな影響を与えています。

通常、ホメオスタシスは私たちを保守的な行動へと導き、現状維持をうながします。

しかし、この機能を適切に理解し活用することで、個人の成長や目標達成に向けた強力なツールとなるかもと感じております。


まず、ホメオスタシスが私たちの行動にどのように影響するかを理解することが重要です。

この機能は無意識のうちに働き、現状を維持しようとする傾向があります。

そのため、現状の外側のゴールを設定しても、ホメオスタシスの影響下では達成が困難になる場合があります。


しかし、ここで発想の転換が必要です。ホメオスタシスを味方につけることで、ゴール達成への道筋を自然に作り出すことができるのです。


そのためには、未来のゴールを達成している状態から現在を考える思考法が重要となってきます。

基本のステップは以下のとおりです:

  1. 明確なゴールを設定する。

  2. そのゴールを達成した未来の自分をイメージする。

  3. ゴールを達成している未来の自分から見て、どのような行動や習慣している自分が、未来にとって相応しい自分かを考える。

  4. その行動と習慣を実践し繰り返す。

  5. あたかも、それを実現しているかのように振る舞う。

このアプローチにより、ホメオスタシスの機能を利用して、ゴール達成に向けた新しい「標準」を作り出すという作業です。

ゴール達成に必要な行動や習慣を日常に組み込むことで、ホメオスタシスがそれらを維持しようとする力を発揮するのです。


例えば、健康的な生活を目指す場合、規則正しい食事と運動を日課として確立することで、ホメオスタシスがその習慣の維持を助けるようになるでしょう。

同様に、キャリアのゴールにおいても、必要なスキルの習得や人脈の構築を日常的な活動として位置づけることで、自然とゴールに近づいていくことにつながるかもしれません。

ゴール達成のプロセスを「非日常」ではなく「新しい日常」としてとらえ直すことが重要だと考えます。

これにより、ホメオスタシスの働きがゴール達成を妨げる障害ではなく、むしろそれを促進する力となるのです。


とはいえ、言うのは簡単なのですが・・・という考え浮かんでくると想像します。

ですが、大切なのは
・ その行動と習慣を実践し繰り返す。
・ あたかもそれを実現しているかのように振る舞う。
を続けることです。

もし、できなかったとしても、今から始めればいいですよ。今が人生のなかで一番若いんですから。

スタートするのに遅すぎるということはありません。
ホメオスタシスの機能をあなたの未来のために使いましょう!



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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