うちの子が不登校になったので。(高校進学編)

前回の続きです。

9月に新宿で開催された合同説明会に僕、妻、次女の3人で行きました。

とても「新鮮な体験」をさせてもらいました。

高校という枠組みのなかにこんなに幅広い選択肢があることに驚きました。

高校のカリキュラムのなかに、ゲーム、プログラミング、メイク、デザイン、ダンス、語学など
もし高校に進学する時点で自分のやりたいことが明確になっている子供にとっては、ここに環境が整っているんです。
すでに芸能活動をしている子供が通信制高校に通うケースも多いようです。

子供たち(自分の子供だけでなく)の可能性を伸ばせる環境が、すでにあることに少し興奮したのを思い出します。

自分が知っている高校進学という枠がどれだけ狭かったか、ということを教えてもらいました。

興味本位でもいいと思うので、
一度合同説明会に行ってみるのは本当にお勧めです。

その日は説明会に出席している高校の説明を6~7校ほど聞きました。

説明会終了後、そこから4~5校に絞り、資料請求をしました。
そこから更に2校ほどに絞り、学校見学に行きました。
最終的には、代々木にある通信制高校を本人が選びました。

学校選びをしていくなかで、自分は何が好きで、何に興味があるのかを考える機会なったと思います。まだ14歳ですから、どれだけ深く考えることができたのかは分かりませんけど。
少なくとも初めて本気で自分を見つめる機会なったことは間違いないです。

僕たち親にとっても、大変貴重な経験をさせてもらった、というのが今の正直な感想です。
子供は僕たちが教えることより、僕たちが教わることの方が何倍も「深く」、そして自分では決して選ばない「未知の体験」させてくれます。人生はいくつになっても本当に面白いです。

最終的には代々木の学校に決めました。入学試験は「面接」のみ。11月頃に受験をして無事合格。
合格通知後、すぐに入学金を支払う必要があります。それもそこそこ高額です。
銀行から教育ローンを借りることで、何とか期限までに支払うことができました。


その後
4月に入学式。
けれど新コロナの影響でオンラインでの開催。当初からオンラインでの開催予定ではあったので、学校側の環境は整っていました。多少映像が乱れることはあったものの無事入学式終了。
4月からオンラインでの授業も問題なくスタートしました。

一方、普通の高校に通う長女は新コロナの影響で4月になっても学校は休校のまま。ゴールデンウィーク後に一部オンラインで授業がスタートしました。しかし、習っていないところが宿題として出いたようで、不満を言ってました。

企業だけでなく、学校もオンラインによってリスク回避をしている比較事例を目の前で見ました。通信制高校に通う次女は予定どおりに夏休み。普通の高校に通う長女は夏休みが短縮されて、お盆休み後すぐに通学再開です。
面白いものですね。


オンラインとオフラインだけではない。僕たちは大人は子供たちに色々な選択肢があること教えなければいけないのですが、今回はそれを次女から教わった気がします。

どれが正解かは先生も親も本人もわからない。自分を信じて前に進んでほしい。

まだ15歳。これからもっともっと楽しいことが君を待っている。

本当にありがとう。
僕はこれからも君を応援し続けます。



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