Kreg ポケットホール Jig 720Proレビュー
皆さんこんにちは。
"自称"KregポケットホールアンバサダーのTokoboWood 斉藤真光です。
この記事を見に来てくれた方ならご存じかと思いますが、KregのポケットホールJigの新しいモデルが出ました!同様の内容をYouTubeにもアップしていますので合わせてご覧ください。
アメリカでは少し前から木工系YouTuberが使い始めていて、早く使いたい!という気持ちでおりました。日本でも手に入るようになってきたので早速レビューしていきます。
最初に結論を言います。
レベルに関わらず木工が好きな人:絶対買い!
木工初心者:K4もしくはK5から始めましょう
では詳細見ていきましょう。
まずは見た目から、これは賛否あるかもしれませんがとてもかっこよくなりましたね。ちょっとサイズとしては大きくなっていますが、以前のモデルに比べてデザイン性がアップしましたね。
720Proの良いところ
・板厚に対してジグの位置が自動で調整されるところ
・横向きにも使えるところ
・集じん性能が大幅に向上!
ジグの位置は言わずもがなですよね。これまでは使う板厚に合わせてジグの高さを変更していました。個人的には、ジグ高さ変更忘れでミスをすることも多々ありました。何度かジグそのものに穴をあけたことも。なのでこれは大きな進化だといえます。
横向きにつかえるところも歓迎です。長い板にポケットホールを開けるような場合、私の工房では上の照明に当たってしまうことがありました。カフェ板のような2mのものには開けられませんからね。
そして、地味だけれどもとてもうれしい進化が集じん性能です。もしかしたらこれが日々の使い勝手では一番うれしい進化かもしれないです。K4を使っていて、集じん機につないでも今一つ集じん性能が悪かったんです。10か所ポケットホールを加工するとまぁまぁ散らかりますし、ドリルにも木くずが挟まったままです。
散らかるだけではなく、ドリルに木くずが詰まると切れも悪くなり、スリーブとの摩擦で熱を持ち刃物も痛みます。なので長い目で見てもこの改善は素晴らしいものですね。
720proの悪いところ
・値段が高くなった
・サイズが大きくなった
もうこれは機能が増えたので致し方ないのかなと思います。私の感覚だと妥当な値上げもしくは、お得感がありますね。専用ネジまでついてきてこの値段であれば逆にK5を買う意味はどうなのかと思ってしまいます。サイズは場所との兼ね合いですので何とも言えませんが私には少し大きいなとは思います。でも悪いところは総じてそれくらいです。
まとめますと、超おすすめです。720proでなくてもK5でもK4でも320シリーズでもいいですので一度ポケットホールを体感していただきたいです。木工を始めたばかりの人こそお勧めです。これを知ったらなかなか別のやり方に行こうとは思えないですよ。
どこかで詳細な検証をしてみないと、正確なことはなかなか言えませんが、この斜め穴から木口ではなく木目の横にネジが入るというのはとても強度が高いです。
もちろん完璧ではありませんが、皆さんの木工の幅が広がることは間違いありません。一度試してみてください。
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