ここは本当に降りたい駅なの?
きのう、電車に乗ったら高校生の男の子がイスで爆睡していました。声をかけようかどうしようか、ここは迷うところです。
もしかしたら今、わたしより数秒先にこの電車に乗って、あまりの眠さに速攻寝落ちしたのかもしれない。でも短時間でこんなにがっつり眠れるものだろうか。99%、いや100%起こしていい状況だと思う。声をかけちゃおうかな、でもな、でもでも。
えーい!
勇気を出して「終点ですけど、大丈夫ですか?」と高校生に声をかけると、ガバッと起きて飛び出して行ってしまいました。
ほえー。
本当にあの駅で降りてよかったのかな。もしかしたらひとつ前の駅で降りたかったかもしれないし、反対側の終点で降りたかったかもしれない。
寝起きであわてて飛び出しちゃったけど、「あれ?ここじゃないや」なんてポカーンとしてたりして。大丈夫かなあ。まあ違っても次の電車がすぐ来るしね。
なーんていろんなことを考えてるうちに、電車は動き出しました。さあ、帰ってソファでのんびりしよう。
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