ジャズを聴き始めた頃
20年前の日記を読み返すと、ジャズのCDを買ったことが頻繁に出てくる。2002年の今日は、リッチー・バイラーク・トリオの「ロマンティック・ラプソディ」を買ったとある。
この3年前、初めて購入したCDは、ケニー・ドリュー・トリオの「ヨーロッパ三部作」だった。CDショップで、何が何だかわからずジャズコーナーを見ていた時、紙ジャケだったので目についた。それだけで買った。
以来、月に2~3枚ペースで増えていくのだが、系統なんか何~もなかった。ただ、目についたのを買うだけ。親会社には、ジャズに詳しい人が何人もいた。でも、あまりにも精通している感じで、聞きづらい雰囲気があった。
なので、雑誌でピックアップしたり、ラジオで聴いた曲名をメモしたりの日々だった。ブラッド・メルドーとか、ダイアナ・クラールなんかは、そうやってアルバムを揃えていた。
今は、Apple Musicがあるし、情報はネットにいっぱいある。それでも、20年前のほうが、なんか愉しさがあった気がする。これも、アナログ回帰のひとつかな?
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