ジェンダーフリーの発明品で市場の独占を狙えるか?
先日、こんな記事を書きました。
ジェンダーフリーの発明品で特許を目指すには
ジェンダーフリーという表現が適切かはわかりませんが、趣旨はお伝えできたのかなと思います。
そこで本記事では、
「ジェンダーフリーの発明品で市場を独占できるか?」
というタイトルでお伝えしたいと思います。
●ジェンダーフリーの発明品で市場を独占できるか?
現在、女性のみが使うもので、将来的に、男性も使うことになりそうなものはあるでしょうか?
そのようなものをいち早く見つけられたら、特許や商標を押さえてしまうのは、いかがでしょうか。
将来的に、男性が使うようになれば、そのときに市場を独占できる可能性があります。
このことは、男性と女性が入れ替わっても同じです。また、男女兼用の商品でも同様に考えることができるでしょう。
さらにまた、商品(物)だけでなく、サービスで考えることもできます。
●ジェンダーフリーな商品と特許は、ニワトリとタマゴの関係
①将来的にジェンダーフリーな商品ができたときに、あなたの特許が生かせるか?
あるいは、
②あなたがジェンダーフリーな発明をして、それが世に広まることで、結果として、ジェンダーフリーな商品としてブームになるか?
①と②はどちらが先でしょうか?
どちらの可能性もありそうですね!
ジェンダーフリーな商品と特許は、ニワトリとタマゴの関係と言えそうです。
近年では、地方自治体などでジェンダーフリーな商品を積極的に広めようとする動きもあります(男性用の日傘など)。
本記事では、「市場の独占」とちょっとキャッチーな表現にしましたが、本記事のような発明は、結果的に、新たな需要を生んで経済を活性化させたり、ジェンダーフリーな社会を実現するという、社会的な意義も大きいと考えます。
●現在は違法なものでも、特許は取れる
いかがでしたでしょうか。
最後にちょっとオマケです。
本記事と似たような考え方は、「違法な商品・サービス」でも、同様に考えることができます。
つまり、現在の法律で使用が禁止されているもの(使用することが違法になるもの)でも、将来的に、その使用が解禁されることがあります。
その使用が解禁されたときのために、早いうちに、特許や商標を押さえておくという考え方はあるかも知れません。
ちなみに、使用が禁止されているもの(使用することが違法になるもの)でも、特許を取ることはできます。
アイデアのネタは、いくらでもあるものですね!
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東雲特許事務所(しののめ特許事務所)
弁理士 田村誠治(元特許庁審査官)
【東京都港区新橋】【東京都中央区八丁堀】【東京都北区田端】
【稀有な経歴】特許技術者→特許庁審査官→特許事務所運営
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