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自分のアイデアを周りの人に話しても大丈夫ですか?【リライト版】

(Q)自分のアイデアを、周りの人に話しても大丈夫ですか?

(A)そのアイデアで特許を取りたいとお考えですね。
でしたら、アイデアの内容を周りの人に話さないようにしましょう。

<解説>
お問い合わせや打ち合わせの際に、本質問をされる方が多いです。
以下、ご説明します。

アイデアがひらめいたときに、つい周りの人に話したくなるものです。
アイデアのお話しをみんなでするのは楽しいものです。

ただ、特許を取りたいとお考えでしたら、気を付けましょう。
アイデア(発明)の内容を周りの人に話さないようにしましょう。

ある発明で特許を取るためには、
✔その発明が公に知られていないこと(公知でないこと)が必要です。

特許は、発明を独占できる権利です。
公知の発明に対して、後から特許を与えるのは妥当ではないからです。

アイデア(発明)の内容を周りに話すと、その発明は公知になります。
そこで、その発明では、特許が取れなくなります。

アイデアの内容を話す相手が、守秘義務がある者でしたら大丈夫です。
ここまでのお話しから、ご理解いただけると思います。

特許の専門家である弁理士は、守秘義務を有しています。
あなたのアイデアを弁理士に話しても、もちろん大丈夫です。

以上は、原則的なお話しです。
例外的なお話しや、実務的なお話しは、本記事では割愛します。

あなたがアイデアの内容を周りの者に話してしまった!
そんなときは、弁理士にご相談ください。
弁理士にご相談の際には、そのことを必ず伝えるようにしましょう。

ご参考になれば幸いです。

<元記事>
【Q&A】自分のアイデアを周りの人に話しても大丈夫ですか?【守秘義務】(2019年06月20日執筆)

<関連記事>当ブログのリライトについて
特許の過去記事をリライトします&YouTubeも【1文1行ブログ】

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