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フォーゴトン・レルム日英探訪記No.272 沼/Swamp

え、バンドル版にエラーパックがあるんでっか? 数えてみたらレアカードが7枚しかなかった特効さんです。それはさておき探訪を続けます。山ばかりは飽きるので別の土地を見てみましょう

日本語版
基本土地―沼
バルダーズ・ゲートの下水道を歩いていた君は
ある異変に気付いた。「ネズミはどこへ消えた?」
英語版
Basic Land―Swamp
As you trudge through the sewers of
Baldur's Gate it dawns on you:
where are all the rats?

Swamp=沼と言えば黒のカードを使うには欠かせない土地。黒はゾンビモンスターが多いので何とも毒々しい雰囲気を感じます

Baldur's Gate=バルダーズ・ゲートはD&D側の固有名詞と思われます。ただ、これってどういう場所なのか非常に曖昧ですね。都市の方なのか町と街をつなぐ通路の方なのか……絵を見る限り都市のほうであっているのかな?

sewers=下水道はストレートな訳だけどtrudge through=歩いていたはニュアンスとしてどうなんだろう? 調べてみたらtrudge through:(重い足取りで)歩くという意味合いがあるらしい。ひょっとして下水道の泥にでも足を取られているのかな? 沼カードだし

dawns on=異変に気付くはなかなかインパクトある単語。dawns on:(物事が人に)わかり始めるをだいぶ豊かに訳したらこうなるらしい

all the rats=ネズミは間違いなく一匹や二匹の話ではない。大群でしょうね

As~:~する時には訳すときに意識したいワード。時系列・タイミングは大事

台詞の類は(人物):~=(人物)「~」で表現されているみたいですね。英語圏にはないんだっけ、かぎかっこ

自分で翻訳するとこうなりました

下水道を重い足取りで歩いていてあなたはふと気が付いた。
「ネズミ共はどこに行ったんだ?」

all the rats:ネズミ共にしたのは下水道にいる厄介な存在という意味合いを込めたからです。で、そいつらがいないことの違和感をdawns on:ふと気が付いたで表現するスタイル

where are:どこに行くとした方が正確なような気がしてならなかったのでこうしました。where are:どこへ消えたの方がオシャレなのは否めない

探訪は続く

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