同じ子供でも

とある90代のご婦人には息子が2人いる。
息子Aは社会に適応できず、親の援助を受け続けて歳を取った。
お母さんがいまだ大好きで、親の要望はほとんど受け入れて行動する。
息子Bは会社でも猛烈に働き、社会的にも認められてるが、母親のおかしい事は指摘する。

母親が「お出かけしたい」といえばそれぞれ連れ出してくれる
A     寒い中徒歩で母を連れ出し、タクシーもなくて何分も道で待たせて、降りてからも足の悪い母親をなんとか歩かせる。声がけは優しい。

B     車で商業施設に連れ出し、歩く範囲は少ない。
要領よく希望の物を購入し車に乗せて帰宅。

その2日後、母親の足が痛くなった。
本人は「無理に歩いたせいだと思う」
「多分Bちゃんと歩いたせいだわ」

↑↑↑明らかに母親の足に負担をかけるお出かけをしたのはAさんだが、どんなに説明をしてもBのせいで痛い。と言う。

こういう認知  の歪みは本人にどう言っても絶対に覆せないものだなと。