春秋(12月25日(金))
イエス・キリストの誕生日は、実は定かではないらしい
では、25日に祝うのはなぜか?
古代ローマ帝国で初期の教団が布教を始めようとする時分、庶民の間ではペルシャ由来のミトラス教が流行していた
その太陽神が冬至生まれだったことにあやかったようなのだ
▼本紙にも寄稿する出口治明さんの著書にあった
聖母マリアがイエスを抱く像は、やはり人気だったエジプト生まれのイシス教から、さらにひげを生やしたイエスの顔はギリシャの神、ゼウスから借りたものという
教勢を拡大するため、さまざまなイメージ