遊戯王OCG公認大会レポート 【エクソシスター】 2023.01.15

1月15日 新弾発売翌日のイベントを終えて、向かう先はいつものカードショップ。




もっとデッキ圧縮系のカードを積みたい。



相変わらずティアラメンツ意識が強い。
先日のアトラクターと刻印の両刀には非常にお世話になっている。

サイドデッキの二枚採用は、三枚採用は必ずプレイングやプランの足を引っ張るという経験から来るものだった。
自然と、多少ごり押しが出来なくても【握っていて安心感のある】という姿勢になっていた。

一戦目 神牌 × ET〇 ED 

泥仕合

神牌との戦いでは経験上、三種類ある。

永続罠とデッキを削ることに注力するハイペースタイプ
永続罠と神牌モンスターで自分をギリギリまで守りつつデッキを削るローペースタイプ
溜まった除外カードや他ギミックを盛り込み悪用するアイデアタイプだろうか。

対戦相手はローペース。
まず自分の神牌の効果の把握が中途半端なのが痛手であり、二本目の勝ちは大きなライフ差と、相手がエクストラターン2,3の間にデッキ0からの1ドローによるライブラリアウトが出来なかったことでの【神牌の神秘現象】が起き、引き分けかと思われた。

大会(店舗)スタッフ「3本目を行ってください」

「「!?!?」」

本日、店員の人数不足等から大会の進捗に融通が利かず、かつ、戦績集計によるマッチングトラブルを起こさないため、引き分けを出さないやり方を今回採用したようだった。

先行後攻を決めるじゃんけんだったかダイスだったか忘れたが、相手がじゃんけん(ダイス)で勝ち、先行を宣言。

ここで先行の宣言する際と初手を確認した対面、それぞれ1秒程の思考。

「…………」

自分ならば後攻を選んでいた。相手が先行を選んだのは不幸中の幸い。

サイドチェンジ後の、そして採用しているカードの内容から先行を選んでいては自分ほぼ勝てない。



右腕何かが宿っている

自分の初手 
コズミックサイクロン 
エクソシスター・ソフィア
魔封じの芳香
ライトニングストーム
エクソシスター・リタニア

お気付きだろう。コズミックサイクロンのライフコストとリタニアのライフコストの1800はエクストラターン(エクストラデュエルでは敗北に直結している)

その上で勝つならば、戦闘で1800以上の差を埋める必要がある。

後攻を選べば、戦闘のチャンスが二回ある。

例え相手の伏せが、【群雄割拠】などのロックカードであろうともだ。

相手は【神牌の泉】を発動。そしてカードを二~四枚(忘れた)伏せてターンを終える。

そして、自分のターン ドローしたのは【無限泡影】

少し諦めがあった。

相手がルーンを発動しなかったのは、バトルフェイズスキップの制約を重く感じたからか?

それでも徹底するのは、【コズミックサイクロン】対象は表側表示の【泉】。

ブラフかも知れない裏側の伏せに1000を払うことはしない。

相手はそのライフコスト1000に反応したのか、
神牌速攻魔法で出したのは【神碑の翼ムニン】。

毎ターンのエンドフェイズに1000回復し、「神碑」カードまたはセットされたカードを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、発動を無効にできる。防御札の一枚。

「…………」

どうやらまだターンを返さなくていい。

コズミックサイクロンの処理が終わり、ライトニングストーム。

勿論、相手のバックを破壊する。
神碑のSS効果は、エクストラモンスターゾーンを使うため、伏せに神牌があっても、破壊を肩代わりするフギンを出すことは出来ない。

破壊されたのは、拮抗勝負と群雄割拠。

ライトニングストームの効果処理が済めば無限泡影、対象は勿論ムニン
通った。
これで1000ライフ回復はこのターンなくなる。

あとはソフィアを出し、リタニアと魔封じを伏せる。

相手のスタンバイフェイズに、魔封じを発動。

動けないのか、相手はカードを一枚伏せ、メインフェイズを終了しようとするタイミングで

リタニアを発動、これで計1800の差

それでも、ムニンの回復は止める。
対象となったムニンは除外された。

そして自分のターン。引いたのは

エクソシスター・ステラ

相手の伏せが何か、群雄割拠か?それとも別のロックカードか?

多くの不安と、これが最後のターンだと考える程、

通常召喚。ソフィアとステラが並ぶ。

「セットカードは」

群雄割拠…………?

相手はエクソシスターのエクシーズモンスターの打点で負けることを悟ったのか。
サレンダーを選ばれた。

体力 持ってかれた。。。

******

2試合目

遊戯王の日で対戦した相手。ティアラメンツ。

先行を得ることが出来、順調に回る。

そして相手スタンバイフェイズに増Gが通り、相手も展開途中でのこちらの手札の多さに悟ったのか、こちらが一本目を得る。

サイドチェンジ後、相手が勿論、先行。

相手の先行展開を止める手段が無かった。


暗号

初手 

マルファ
マルファ
拮抗勝負
墓穴
三戦の才

相手の盤面 ルルカロス スプライト・エルフ ミドラーシュ 他何か1体。
伏せが1・2枚程

こちらのターンがきた、引いたのはエリス。

「…………」

ミドラーシュとルルカロスでどちらにせよ大きな展開は出来ない。

相手がこちらの行動に余計な動きをすれば、三戦の才を発動できるのだが。

「メインフェイズ終了」

相手は一瞬考えるも、すぐに何もしない判断をした。

バトルフェイズ、終了時

拮抗勝負を発動し、相手はミドラーシュを残した。

ミドラーシュでのSS制限を強く見たのだろう。
しかし、それはもう踏破済み。

相手の墓地を確認し、イシズギミックの内、墓地のカードをデッキに戻す効果が無いか確認する。剣神官ムドラ、宿神像ケルドウはない。

なら、注意すべきは、墓地にあるティアラメンツ・クシャトリラ。
それが手札から飛んでくるなら、

マルファを通常召喚。

そして、着地後、墓穴の指名者。対象はティアラメンツ・クシャトリラだ。

その狙いに、相手は動く、手札からティアラメンツ・クシャトリラを出し、墓穴の対象になったカードを除外。これで墓穴の効果は適用されない。

マルファが動く。

そしてティアラメンツ・クシャトリラも動く。

ティアラメンツ・モンスターが落ちるも、融合は出来ない。

何故ならミドラーシュのSS制約はお互いにかかるからだ。

そしてマルファに重ねるのは、エクソシスター・ミカエリス。

着地後、三戦の才。

ピーピングハンデスを選択。

相手の手札には、ティアラメンツ・ハゥフニスと六世壊=パライゾス、そしてもう一体のティアラメンツ・クシャトリラ。

こちらのモンスター効果で動くティアラメンツ・ハゥフニスをデッキ戻してもらう。

その後、ミカエリスの効果でサーチするのは、リタニア。

処理後、ミカエリスの効果でミドラーシュを除外。
ティアラメンツ・クシャトリラは、クシャトリラのSS効果を阻害するために残しつつ、
手札のマルファ二枚目の効果を発動。

デッキからSSしたエリスと共に、エクソシスター・ソフィアに変わる。

そして、ミカエリスとソフィアでマニフィカを守備表示でだし、リタニアを伏せ、エンド。

相手ターン。相手のパライゾス発動。

その発動処理を止める、マニフィカのエクシーズ効果をチェーンし、相手は何も無し、そしてエクシーズ素材を取り除き、選んで除外効果を発動。

パライゾスは不発となり、エクソシスター・ミカエリス として変わる。

相手は、残った手札のティアラメンツ・クシャトリラを手札からSSし、一連の処理や効果を発動。

デッキから落ちたのは……融合不発。

バトルフェイズ。相手の攻撃宣言時に、リタニアを発動し、
追加効果を含めて二体のティアラメンツを除外。

ミカエリスを守り切り、相手はサレンダー。

******

3戦目

クシャトリラ(レベル7GS)

先行を得ることが出来たが、手札にあるのは初動ではないカードばかり。

巨神鳥がリリースなしで出てきて、
先ほどのまでの戦いから、顔が固まりそうだった。

一本目は自ずと負けてしまう。

二本目。マルファ 増殖するG 抹殺の指名者 金満で謙虚な壺 ソフィア

先行 マルファ 発動。相手の増Gは抹殺の指名者で止める。

着地し、カスピテル。 モンスターサーチ効果をうららで止めれる。

ソフィアドローか、相手にプランを見せるのを覚悟で金謙か、一瞬悩むも、金満で謙虚な壺を選択。

6枚から選んだのは、エクソシスター・ステラ。

ステラ通常召喚。効果でソフィアSS

ドローは出来ないので、そのままミカエリスへ。サーチするのは、リタニア。

マニフィカを作り、リタニアを伏せ。ターンを渡す。

相手スタンバイフェイズに増加するG。

そして相手はメインフェイズにフィールド魔法を連発。

マニフィカとマニフィカでのXSSのミカエリス、リタニアで多くを除外しつつ、

戦闘では押されていく。

相手のSSで引いていくのは、サンダーボルト、マルファ。無限泡影。

こちらの盤面を無にした相手はシャングリラで止まり、こちらのターン。

ドローしたカードは、エリスか、魔封じの芳香。


初手+Gドロー等の記憶

スタンバイフェイズにシャングリラの効果発動。通さない、無限泡影。

盤面にはなにもないからこそ、発動出来た。次に、メインフェイズでサンダーボルトで、耐性の消えたシャングリラを破壊。

相手の墓地にカードがある。それはつまり、このターンで決める。
マルファ効果発動、うららは無いか。
エクソシスター・カスピテル二体目。
そしてモンスターサーチ、通る。
サーチしたソフィアを通常召喚し、エリスをSS。

ミカエリスへと続き、パークスをサーチ。そしてパークス効果でマルファを手札に加え、墓地のエリスを参照して、マルファをSS。

マルファ1600、カスピテル2300、ミカエリス2500。
ミカエリス効果、相手墓地のカードを除外。そしてマルファ効果発動。追撃で8000オーバー。

3本目前のサイドチェンジ中に時間がきてエクストラデュエル。

サイコロにこちらが負け、相手は先行選んだ。

相手は【クシャトリラ・バース】でパンクラトプスをリリースなしでNS。

ここでターンが終わる。

初手、
拮抗勝負拮抗勝負、パークス エリス、ソフィア。


今迄のプレイングが試された手札だった

ドローしたものは忘れた。

パークスを発動、しかし、うららで止まる。7200

まずは拮抗勝負。
パンクラが厄介だ。
相手が判断ミスをしてパンクラをリリースしてしまえば、拮抗勝負は墓地に送られ、拮抗勝負の隠された効果で相手盤面は無くなる。

しかし、相手はパンクラを残す。打点にもなるカードを捨てることは当然ナンセンスだった。

メイン2、ソフィア通常召喚。相手は反応しない。エリスSS発動。

これでも動かない。エクシーズ体を狙うつもりか。

ソフィアの効果1ドロー。

引いたのは、パークス。

ならば、ミカエリスをエクシーズ。

そして相手は動き、パンクラをリリースしてミカエリスを対象。

抵抗、リリースされた墓地のパンクラを除外。これが悪手だったかは考えどころ。

パークスをセットし。

相手にターンを渡す。

相手ターン。こちらのライフをみてか、手札に動くカードがないのか、カード1枚裏側守備でセット。

相手のメインフェイズ終了時にパークス発動、
残り6400。

うららは無い。サーチするのは、マルファ。

こちらのターン。エクストラ3ターン目。

ドローしたのは、金謙。

マルファやミカエリスが止まれば、これしかないということになる。

マルファ効果発動。やはりうららはないか。

残るは別の手札誘発。クシャトリラデッキに幽鬼うさぎが入っているか?

ミカエリスをエクシーズ召喚。除外効果発動、通る。

裏側守備表示を除外 除外されたのは、増G。

ミカエリスのダイレクトアタックでライフ差を逆転、勝利。

優勝。

反省。

ルーンは最後まで戦う
ミドラーシュ突破は条件が必要だが、相手にも制約がかかることを利用していく。
クシャトリラ、感想戦でお互いにアトラクター(自分)や裂け目(相手)などを全部抜いていたことを把握した。

対戦ありがとうございました。

カードの画像などは主に遊技王OCG公式アプリの遊技王ニューロンのスクリーンショットを使用しました。

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