
♯023 妻の精神疾患に気づくためのポイント
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配偶者(夫もしくは妻)に精神疾患の疑いがあり、医療につなげたい場合の心得については、テキスト♯022で述べました。そちらにも記述しましたとおり、弊社への相談では、「夫」の精神疾患については、アルコール依存や薬物依存、双極性障害である場合が多く、第三者が見ても明らかに「精神疾患」と分かるほど病状が進んでいます。
妻の精神疾患は、周囲が気づきにくい
一方で「妻」の精神疾患については、受診時に妄想性障害や(遅発性)統合失調症と診断されることが多く見受けられます。妄想の内容も身近なこと(夫の浮気や、近所付き合いに関する被害妄想)になりがちで、周囲が病気に気づきにくいという特徴があります。
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トキワ精神保健事務所は、創業者・押川剛が1992年に起業し、1996年より病識のない精神障害者を説得により医療につなげる「精神障害者移送サービス」を創始。社会復帰のサポートも行っています。一覧
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