♯034 「子供のため」という言葉に甘えてはいけない!
弊社では子供の問題行動に悩む親御さんからの相談を受けていますが、よく耳にする言葉に「子供のため」があります。とくにこちらが「(子供への)その接し方はどうなのか」「その対応は誤りだったのではないか」と指摘した際に、必ず返ってくるワードでもあります。
子供への愛情を否定するわけではありませんが、深堀りしていくと、その考え方(思い込み)こそが、子供の問題行動を肥大化させる原因であったりします。
とくに、子供の問題に悩み第三者のサポートを得ようとした際、この「子供のため」思考があると、先方に真実が伝わらないことがあります。結果として、適切なサポートをえられなくなり、親自身が「困った親」の烙印を押されてしまうことさえあります。
「子供のため」の具体例はいろいろあるのですが、ここでは
・子供の性質を考えずに、モノを買い与える
・子供の考えを確かめずに、先回りする
・「子供のため」と言いながら実は、「親がラクな道」を選んでいる
などを挙げながら、考えてみたいと思います。
「子供のため」あるある
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