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♯011~♯019 まとめ

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本人を精神科医療(入院治療)につないだあとに大切なことは、本人が病識をもち、退院後も治療を継続できるよう環境を整えることです。そのために、入院中から準備しておくべきことをまとめま… もっと読む
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#精神科入院治療

♯016 「退院支援委員会」の場を、最大限に利用する

「退院支援委員会」とは?医療保護入院の場合、入院時に病院から「入院診療計画書」という書類をもらいます。その書類には、「推定される入院期間」という欄があり(「3カ月」と書かれる場合が多い)、そこに記載された入院期間まで入院が継続されると、その前後2週間あたりに「退院支援委員会」が開かれることになっています。 「退院支援委員会」では、以下の点について審議がなされます。 ① 医療保護入院者の入院継続の必要性の有無とその理由 ② 入院継続が必要な場合の委員会開催時点からの推定

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♯019 精神障害者のための公的な支援について

障害をもつ方々の生活をサポートするために、さまざまな公的支援があります。なお、障害には身体障害・知的障害・精神障害の三つがありますが、障害の程度により、必要とされる公的支援も変わってきます。ここでは、精神障害者が主に利用している公的支援をもとに述べます。 日本は申請主義を採用していますので、基本的に、本人もしくはその代理人としての家族(保護者)が声をあげなければ、手続きも進みません(精神科病院で入院治療を受けたからといって、自動的に手帳等の取得できるわけではありません)

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