マガジンのカバー画像

R.E.T.R.O.=/Q (全9セクション完結済)

11
サイバーパンク、SF、ファンタジー、幻想怪奇、ワビサビ等のエッセンスがごちゃまぜになったような謎の作風。第1話は全9セクション完結済。続きを書くかどうかは未定です。制作ノートや設… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

R.E.T.R.O.=/Q SECRET FILES 【目次】

▲▼▲WARNING▲▼▲ この記事は小説作品『R.E.T.R.O.=/Q』の追補編として作成した有料マガジ…

6

RETRO(1999年、水彩)

111
9

R.E.T.R.O.=/Q #9(エピローグ)

<<【#8に戻る】 光に満ちた壮麗な宮殿。 見通せぬほどの天高くまで聳える石柱が、遥か彼方…

14

R.E.T.R.O.=/Q #8

<<【#7へ戻る】 私達の帰還は、凱旋とは程遠いものとなった。 扉と通路ばかりの《薄明の領…

10

R.E.T.R.O.=/Q #7

<<【#6へ戻る】 常盤色の眼光を放つジョン・アルバトロスの手には木刀のような剣が握られて…

12

R.E.T.R.O.=/Q #6

<<【#5へ戻る】 じり…… 拳を構えたまま、円弧を描くように脚を運ぶ。 私は暗殺者(アサ…

11

R.E.T.R.O.=/Q #5

<<【#4へ戻る】 私は一心不乱に駆けた。 適合者を担ぎながら《跳躍》に次ぐ《跳躍》を繰り返すうち、背後で聞こえていた戦闘音が不意に静まっていることに気づいた。 何かを感じ、私は立ち止まった。 「お……降ろしてくれないか」 肩に担いでいた男が弱々しく呻いた。 前方には一際光り輝く扉。 これを抜ければ《薄明の領域》、すなわち評議員が侵入できないエリアに入ることになる。ミッションは成功する。 ドガァァン! 後方で一際大きな爆砕音。振り返ると、瓦礫が降り注ぐ中、コン

R.E.T.R.O.=/Q #4

<<【#3へ戻る】 評議員コンスタンティン神無月のパンチが衝撃波を伴い、足場ごと私達を吹き…

13

R.E.T.R.O.=/Q #3

<<【#2へ戻る】 身体感覚が拡張され、私は暗い宙を漂う。 どこまでも果てしなく、外側へ、…

14

R.E.T.R.O.=/Q #2

<<【#1へ戻る】 ズドン! 男が宙空のポータルから三点着地した。クレーター状の着地痕が生…

15

R.E.T.R.O.=/Q

《街》にダイヴするとき、決まって全身全霊を総毛立つような感覚が駆け抜ける。 自我を除く全…

24