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(NO10)帯状疱疹の予防接種について

こんにちは!私たちのクリニックでは、健康な日々をサポートするためにさまざまな情報を提供しています。今回は、40代から50代前半の方々に向けて、「帯状疱疹」についての重要な情報をお届けします。突然の痛みや発疹にお困りの方は、ぜひご一読ください。


1. 帯状疱疹の症状と特徴


帯状疱疹は、体の片側にピリピリとした痛みや痒みが現れ、赤い発疹が広がる症状です。特に上半身に多く発症しますが、顔や目、頭にも現れることがあります。痛みは段々と強くなり、眠れないほどの激しい痛みを引き起こすこともあります。帯状疱疹が疑われたら、迅速な皮膚科受診をお勧めします。

2. ワクチンの種類と効果比較

帯状疱疹のワクチンには、ビケン®とシングリックス®の2種類があります。シングリックス®は97%と高い効果を持ち、安全性も高いため、当院ではこちらを推奨しています。シングリックス®は筋肉内注射で2回接種され、50歳以上を対象としています。

3. 帯状疱疹の原因とリスク

帯状疱疹の原因は、水ぼうそうウイルスが体内に潜伏していることです。80歳までに約3人に1人が発症するリスクがあり、免疫力の低下や疲労、過度のストレスなどが引き金となることがあります。

4. シングリックスの接種について

シングリックス®の接種は50歳以上の方を対象にしており、2回の接種が必要です。2回目の接種は最低2か月後から6か月以内に行うことが推奨されています。予約は事前に行う必要があり、料金は初回と2回目ともに22,000円(税込み)です。

5. 接種後の注意と予防接種対象外の方


接種後は30分程度院内で静かに過ごすことがおすすめです。
接種当日は激しい運動を避け、注射部位を清潔に保つよう心がけましょう。ただし、発熱や重い急性疾患、アナフィラキシーの過去歴がある方などは予防接種を受けることができない場合があります。

帯状疱疹は誰にでも発症する可能性がある疾患ですが、シングリックス®の予防接種を受けることでリスクを軽減できます。健康で快適な日々を過ごすために、ぜひ一度ご検討いただき、お気軽にご相談ください。私たちは皆さまの健康をサポートするお手伝いをいたします。

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