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好きな棋書のご紹介7 相振り飛車

 将棋も本も好きなので、棋書ももちろん好きです。その中でも特にお気に入りなものをご紹介します。今回は相振り飛車の棋書です。

◇相振り飛車を指しこなす本

 言わずとしれた相振り飛車の名著です。
 特に1巻は金無双、矢倉、穴熊の基礎について書かれており、古さを感じさせません。
 2、3、4巻の美濃囲い+位取りや4手目△3三角戦法は大きくを数を減らした作戦ですが、有力なことは変わらず、どちらかを持つならまだまだ使えます。
 向かい飛車からどんな形をつくって攻めるのがいいか困っている方は是非一度読んでみて頂きたいです。

◇これからの相振り飛車

 相振り向かい飛車の数がなぜ減ったのか、またそれに対抗する手段にどんなものがあるかがよくわかる書籍です。
 西川流相振り飛車の希少な解説もあり、先手で相振り向かい飛車を指すなら間違いなくオススメできる本です。

◇杉本流相振りのセンス

 相振り全般の書籍で少し前の本なのですが、今なお使える定跡が詰まった本です。
 3手目▲7五歩、▲6八飛、初手▲5六歩と後手の対抗方法について少なからず解説されており、特に後手で相振りを目指す場合にオススメです。

◇おわりに

 というわけで相振り飛車の本についてご紹介しました。相振りはこれまでの各振り飛車の書籍にも紹介されている場合が多いので、そちらも併用するのがオススメです。


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