好きな棋書のご紹介
将棋も本も好きなので、棋書ももちろん好きです。その中でも特にお気に入りなものをご紹介します。
◇上達のヒント
紛うことなき名著。羽生先生による大局観の本です。一度読めばすべて理解できる、というものではありませんが、ふと読み返す度に発見があります。
◇佐藤康光の囲いの急所シリーズ
「佐藤康光の寄せの急所 囲いの急所」「佐藤康光の実践で使える囲いの急所」の2冊を勝手にそう読んでいます。2冊はそれぞれ別の囲いや崩し方を紹介していて相補的な関係にあります。両方読めば、囲いのどこから手をつけたらいいか悩むことは減るはずです。
◇寄せの手筋200
こちらも名著として名高い棋書です。相手玉を王手か詰めろで追いかけて必至か詰みに持ち込む練習の本です。
寄せ方をパターンに分類してあり、さらに最初は簡単なものから、次はそれを少しだけ応用して……とやっていくうちに難しめのものでも解きやすくなっている工夫が素晴らしいです。
◇◯手詰ハンドブックシリーズ
私は専ら3手・5手辺りをやっています。詰将棋は苦手で全然できていないのですが、ハンドブックシリーズは問題の形がシンプルなものが多く、装丁が素敵なのもあって他の本に比べて手に取りやすい気がします。
ということで最も汎用的と思われる大局観・終盤力の本をご紹介しました。どれも素敵な本ですので、この機会に読んでみて頂ければ嬉しいです。
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