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好きな棋書のご紹介5 角交換振り飛車
将棋も本も好きなので、棋書ももちろん好きです。その中でも特にお気に入りなものをご紹介します。今回は角交換振り飛車の棋書です。
◇角交換四間飛車を指しこなす本
藤井猛先生による角交換四間飛車の本です。基本となる仕掛け方について、どの形がダメでどの形ならよいかが徹底的に書かれています。
居飛車・振り飛車双方の進化もあって最新形とは違う部分が多いですが、根底に流れる基礎の部分は実戦で頻出するので、読んでおいて損のない本です。
◇振り飛車4→3戦法
角交換四間飛車と、升田式石田流への組み換えをあわせた、よくばりセットのような作戦です。先後問わず採用できる作戦で、升田式石田流が好きな方はこれ一本でも戦えるのではないでしょうか。
◇初手▲7八飛戦法
角交換振り飛車と三間飛車をセットにした作戦です。4→3戦法と異なり先手番限定の解説ですが、こちらの方が相振りでは得かもしれません。
内容的には初手▲7八飛特有の展開について対抗形から相振りまで詳しく解説されており、これについて困ることは少ないでしょう。一方角交換振り飛車、升田式石田流、ノーマル三間飛車の解説は少ないため、中盤以降はなにかしら補っておく方が良いかもしれません。
◇3三金型振り飛車徹底ガイド
阪田流向かい飛車と、菅井流の△3三金型三間飛車の書籍です。類書の少ない作戦で、これらをやってみたい方にオススメです。ただ、△3二金に角交換をしてくれない場合については、別途作戦を用意する必要があることにはご注意ください。
◇おわりに
角交換振り飛車の書籍についてご紹介しました。角交換振り飛車は様々な形がありつつ、どこか似た部分も多いのが面白いですね。
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