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禍話SNSで伝播する令和怪談を読みました

洒落怖全盛期が過ぎて数年にひとつ読み応えがある話があれば奇跡という状況でいつの間にか現れた禍話。ツイキャスでやってんじゃーん!って聞いたら怪談の情景が鮮明に見えて、あ、これ、聞くと体験者の見たものとかなり近いものが脳内で再生されるから駄目だな、と視聴を断念していたら、なんと、禍話を書き起こしている人たちがいて、その禍話リライトを貪り読んでいます。文章だと脳内イメージがセーブされて大丈夫だが、たまに文章読んで直接脳にイメージが飛んできた時は駄目なので速攻で読むのをやめる。
ドラマ化もした時は録画して何回も見た。噛めば噛むほど味がする〜。原作(?)に忠実でびっくり系とかギャグみてぇなホラードラマで本当に良かった。またやって欲しい。

私は怪談が好きだ。
生まれて自我を持ってからずっと恐い話や怪談が好き。これは母方の祖父がいわゆる視える人で、祖父からは聞いたことがなかったが(喋ったら怖くて会いに来てくれないと思っていたらしい)母親からはおじいちゃんは人魂に追いかけられたり、夢で自分の母親が綺麗な着物姿でぐっしょり濡れて出てくるから骨壷を見に行ったら、遺骨がぐっしょり濡れてて乾かして戻したら夢にでてこなくなったとか、叔母はのっぺらぼうを見たし、普通に視える時は視える。そんな血筋で私もなんやかんやでぼんやりだったりはっきり視えたり、あれ、これ紙一重で生きて帰ってきたな、みたいな体験をしている。
私は怪談が好きだ。
そして、あらゆる怪談を読んで幽霊や怪異の知識を増やして対処法を身につけていたりする。
一石二鳥ですな。

自分語りでかなり脱線したけど感想。
やっぱ、漫画はいいね!イメージが固まってるから安心して読める。読み応えのある禍話がぎゅぎゅっと詰まってお得。「で、どうする?」の飛び降りる勢い好きだな。直感で飛び降りたってのが凄いよね。急に"わかる''時がある。「模型上の死」も意味わからんくて良い。お前の娘が死んじゃうぞ、と警告にしては丁寧だから、守護霊的なのと拮抗して守りが勝ったんだろうな。「扇風機の家」はもう、家のジャパニーズホラー!いつまで見てるんですか?ってバリ自我あんのやべーよ。

どれもこれも面白かった、最高!
禍話オンリーの小説出して欲しいけど、あれ、同人誌みたいなの一回出してたっけ?普通に本で出して欲しい。禍話リライトを読め!って感じだけど、リライトされてない話を中心に小説出してくれ〜!


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