見出し画像

タイの田舎で土地を購入 Vol.1

サワディー・クラップときつるです。皆さんはお元気でしょうか⁈
まあ、どうでもいいんですけど。

この度、何とかタイの田舎で土地を見つけることが出来ました。
場所的には、ヤソ―トーン県というところになります。
ウボンラチャタニー県とローイエット県に挟まれた人口50万人程度の
県になります。イーサン地方と呼ばれております。

空港は、ウボンラチャタニ―、ローイエット共にありますが、ヤソ―トーン県にはありません。バンコクからのアクセスは、飛行機の場合、どちらかの県に降りた後、車での移動ということになるんです。

まあ、田舎なので当然バンコクの生活とは、全然違ったことになると思いますが、そんな苦労も含めて今後、Blogを書いていく予定です。

田舎生活日記といったイメージですが、のんびりやっていく予定です。
温かい目で見守っていただければ幸いです。

では、早速行ってみましょう!


1.ヤソ―トーン県とは

先ほど少し触れましたが、イーサン地方のなかにある県の一つです。
タイは、カンボジア、ラオス、ミャンマー、マレーシアと国境を接し、
1都76県で構成されております。また、国土は日本の約1.4倍で、約51万3千平方キロメートルだそうです。大きく分けて、5つの地域に分けることができるようです。(amazing Thailand)

amazing Thailand

この地図で言うとオレンジ色のエリアがイーサン地方というエリアになります。バンコクからヤソートーンは、だとだいたい600Kmくらいです。
遠いですよね。主な行き方は、飛行機、バス、自家用車というのが、
一般的です。

イーサン地方

2023年のデータでは、タイの人口が約7180万人だそうです。
先にも書きましたが、ヤソ―トーン県の人口は、約535000人になります。
タイ全体では、49位だそうです。(2022年)
隣のウボンラチャタニー県は約1867000人タイ全体では3位、ローイエット県は、約1299000人で14位だそうです。
といった感じで両側を大きな県に挟まれているので、空港はありません。
バンコクからヤソ―トーン県に飛行機で行く際は、どちらかの空港から車で移動することになるんですね。

ヤソ―トーンで一番有名なのは、ブン・バンファイ(ロケット祭り)ではないでしょうか⁈毎年1回ヤソ―トーンで開催されています。
手作りロケットを空に向けて打ち上げるのですが、豊穣をもたらす豊かな雨を乞う儀式として開催されているようです。
私はまだ見たことがないのですが、そのフェスティバルには他県からはもちろん、多くの外国人もこの小さな町にやってきてにぎわうそうです。
それを見るのは、楽しみです!

2.タイの田舎に土地を購入

そろそろ本題に入っていきましょう。
そもそも私がヤソ―トーンに家を建てようと思ったのは、奥さんがこの町の出身だからです。世間ではよくありがちな話ですよね。

田舎のイメージ

タイに来た当初は、引退したらどこか海が見えるところに住みたいなーとか
ボーっと思っていました。やっぱりタイは南国だし「パタヤ」は外国人も多いし飲食店もたくさんあるから住むには便利だよなーなんて思っていました。

リゾートのイメージ

しばらくしてタイに慣れてきた頃、やっぱり「チェンマイ」がいいなーなんて思い始めました。理由は何といっても気候です。
乾季のチェンマイの気候は最高です。PM2.5などの問題もありますが、
別に若いわけでもなく今更問題視する気にもなりません。
逆に北タイ料理は、おいしいものもたくさんあるし、何といっても「チェンマイ」にはたくさんの天然温泉があります。住むのは、やっぱり「チェンマイ」だなーと考えておりました。

東北地方のイメージ

しかーし、退職の日も近づいてきたときのことです。
見知らぬ土地に奥さんと2人で住んで、ゆくゆくは私がこの世からいなくなった後、彼女が一人で「チェンマイ」に残ったことを考えるとどうもしっくりきませんでした。

自分のこれからの人生を見直した際、やっぱり奥さんの地元に住むのが最適だと判断をしました。私たちには子供がいないので、彼女が一人になったときに安心して暮らせるのではないかと考えた結果です。
少々話が重くなってきてしまいました。サーセン。

ということで、2023年の末あたりからヤソートーンで土地を探しておりました。日本式に言うと、60坪程度の大きさですが、街の中心地まで徒歩で行けるし、二人なので平屋の家をこの場所に建てることにしました。

3.建設

なんとか土地を購入することができました。と言ってもタイでは、外国人が土地を持てないため、名義は彼女の名前になります。
彼女の地元ということもあって、建設会社の人もすぐに紹介をしてもらいました。建設会社というと聞こえはいいですが、大工の親方といった感じです。人も良さそうだったので、この親方にお願いをすることにしました。

大工の親方には、手書きで希望の間取りを書いて伝えました。
本当は親方から、コンセプト図または、図面をもらいたかったのですが、
そんなものはもともと存在しないようです。
大丈夫かな⁈ これでイメージが違うものができても何も文句言えません。
ヤソートーン最終日にタイ語で書かれた契約書にサインをして、詳細は家に戻った後で、図面を綺麗に書き直すので、よろしくねっていう感じでバンコクに戻りました。

それから飛行機に乗って家に着いたのは夕方5時過ぎでしたが、親方からLineで写真が送られてきました。既に古い門を壊して重機(ブルドーザー)を敷地内へ入れている写真でした。

建築イメージ

「えーっ、もう始めたのー⁈」って思わず叫んだ!
というのは、契約書は交わしたもののまだ手付金も払っていないのに…。
タイは家を建てる場合や、コンドミニアムを購入する場合は、先に料金を支払うのが通常だそうです。

銀行経由で支払う場合は別ですが、今回は直接払いを希望したので、入金が確認されたら始めると言っていたのに…。
まあ、いいっか⁈と思いつつ作業が進むことになりました。

4.アップデートは毎日

それからほぼ毎日のように進行状況がアップデートされます。
夕方、今日はここまで進んだよ、みたいな感じで、写真が届きます。

アップデートイメージ

一つ面倒なのは、土地のならしから家を建てるまで4段階に分けられるそうです。例えば、土地をならして基礎をつくる。柱の位置を決めて壁を作る。
水回りの建設。内装工事などに分けるようです。
そのたびに10万バーツ、20万バーツ、といった感じで小分けで振り込みを
依頼されるので少し面倒です。

少し驚いたことが2個あります。
お金を分けて支払うのも少し驚きましたが、家の壁はブロックで作っていました!思わず彼女に「これって普通なの?」と聞いてしまいました。
彼女曰く、タイでは普通と言っておりましたが少し不安です。
いくら地震が少ないと言っても強く何かがぶつかったら、壁ごと倒れますからね。まあ、壊れたらまた作ればいいか?なんて気軽に考えることにしました。

驚きイメージ

もう一つは、家に使うパーツを一緒にホームセンターに買いに行ったりします。例えば、窓枠です。自分が気に入ったものを写真で送ると、金額が高いからなのか、イメージがつかめないのかはわかりませんが、一緒にホームセンターに買い物に行ったりします。その購入金額は次の支払いから差し引いてくれたりもします。

良いか悪いかはわかりませんが、なんだか結構手間がかかりますね。

はじめは、なんだこれ?とか思っていましたが、その方が自分の思い通りになるので、今ではこれもありかな?くらいに思っています。
といった感じなので、結構頻繁にヤソートーンに行くことが多いこの頃です。

まあ、色々大変なことも多いですが、自分たちが将来的に住むところですからなるべく妥協しないで親方にお願いしようと思っています。
正直、楽しみ半分、不安半分ですね。

今後も「タイの田舎で家づくり」を報告していきます。
最後までご覧いただきありがとうございます。

また、次回お会いしましょう!
バイバイ。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?