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ファスティングと内臓脂肪とアレルギー

ファスティングを実際に行った人たちの感想をたくさん聞くと
驚く結果に繋がっていることに気が付きます。

その一つが内臓脂肪(異所性脂肪)
よく聞くのが数回のファスティングで肝脂肪がなくなった・・・
自分もいつの間にか肝脂肪がなくなり血液データが完璧な数値になりました。

内臓脂肪危険です!もしかしたら、ありとあらゆる不調と繋がっている可能性があります!

皮下脂肪は、人類とは付き合いが長く
食べ物が手に入らない時期が続くときでも、
体脂肪がエネルギーを供給することで、長い飢饉などを生き延びることができました。

この特徴のおかげで、人類は種として存続でき、先史時代では脂肪があればあるほど称賛され、場合によっては崇め奉られました。

そのくらい付き合いの長い皮下脂肪と違い、

約500万年かけて飢餓との戦いで進化してきた人間が
戦後始めて飽食の時代を迎えました。

栄養失調から過栄養に問題が変化し、
身体も皮下脂肪だけでなく、
過剰な栄養を
内臓にも、溜め込み始めました。

これが内臓脂肪です。
人類史上初めて内臓に脂肪が付き出したのは、戦後から60〜70年程度

日本では高度成長期を過ぎた、ここ50年程度から飽食の時代です。

体の免疫細胞は、

長年付き合いのある皮下脂肪は、
身体の一部として認識してますが、
新参者の”内臓脂肪”は外敵として認識しています。


その結果免疫細胞は常に内臓脂肪を攻撃し、
慢性炎症として常に、小さな炎症を引き起こします。
内臓が炎症を起こすだけならまだしも、
免疫細胞はいつまで経っても倒せない内臓脂肪に危機を感じて、
外的の侵入を知らせる、情報伝達物質サイトカインを全身に送ります。

サイトカインから外敵が侵入したから警戒しろ!!!!
と免疫細胞に信号が入ると、免疫細胞は普段より警戒し、
異物と見るとどんどん攻撃を始めます!
免疫細胞が臨戦態勢になってる状態です。

普通の状態では、何も反応していなかった、
花粉も興奮状態では異敵とみなしてどんどん攻撃をはじめます!

過剰な攻撃は、新たな炎症を生み出し、
更にサイトカインが全身を巡り始めます!

これがよく聞くサイトカインストームという現象で、
全身でアレルギー反応が起こる可能性がありとても危険です!

病院に行けば、各臓器にできた炎症を薬で抑えることができるかもしれませんが、もしかしたら炎症の原因は”飽食”が原因かも

実際にファスティングを初めて花粉症やアトピーの薬を辞めることができたという体験談をたくさん耳にすることがあるので、
多くの人が飽食で始める悪循環に巻き込まれている可能性はかなり高いと感じています!

飽食が悪いことは、なんとなく知ってるけど、

わかっていても辞められない

から皆さんダイエットに苦しんでますよね。

それは知識の左脳でコントロールしようとするからです!
コントロールするべきは左脳ではなく、
実は”腸内細菌”です!!
長くなったので次は”腸内細菌”編です






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