『ざつ』 お気楽TRPG日記174。粋なゲーマーとか、デスマーチ中とか、TRPG昔語りとか。
概要:還暦TRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。
【お仕事募集中!】
TRPGデザイン/ゲーム翻訳。神話伝承、クトゥルフ神話、アニメ、アナログゲームなど雑学記事。
TRPGのGM、『玉座の闇』シリーズの進行役、トークショーや配信への出演も有料でお引き受けします。詳細はメール(pbc03134@nifty.com)で。
生活時間帯とかがぐしゃぐしゃになっていて、即座にレスポンスできないアレコレが発生しております。順次対応していきますのでよろしくお願いします。お急ぎの場合は、メールか、@付きのレスで。
拙作に関する問い合わせは版元経由でお願いします。
『シャドウラン』『エクリプス・フェイズ』に関してはアークライト/新紀元社、『ザ・ループTRPG』はグラフィック社、『玉座の闇』『信長の黒い城』はコノスが版元となります。
翻訳ものの場合、窓口は日本の出版社です。原語の版元に突撃するのは逆効果の場合もあるので、お控えください。(何か見た)
うちの業界、仕事上というか、仕事と趣味の双方で海外のTRPGシナリオを粗く訳して(場合によってはDEEP-Lレベル)遊ぶことはよくあるんですが、商業出版するには、「ちゃんと訳す(100倍大変)」「版権を取って出版してくれる版元を探す」というデカいハードルがある。
望むなら日本語版の版元へラブコールを。
粋なゲーマー養成講座更新
「令和版粋なゲーマー養成講座」を更新しました。
今回は「ライトサイド11:TRPGとダイスと結婚と嘘」と称して、ゲーマーと結婚の話をば。
アンケートには1600票以上の投票ありがとうございました。
デスマーチ中
3月32日の朱鷺田祐介です。もしかすると、2月61日かもしれない。
今週は某方面の仕事で一杯です。
コメントが遅くなったら、すいません。
本当は、土方歳三の遺髪の特別公開とか、横浜のガンダムのファイナルとか行きたかったのでパスでした。土方の件はゲームマーケット明けかな。
もしも、Xであらぬことを口走っていたら、「ヤバいんだな」と生暖かい目で見てください。
近々のスケジュール
4/7 テストプレイ
4/13-14 福岡で『玉座の闇』公演
4/20 星降る森の魔法市
4/27-28 ゲームマーケット2024春
https://twitter.com/TokitaSuzakuG/status/1773731508169392207
この他、GW以降は調整中です(汗)。
ゲーム学校の方も4月最終週から始まり、火曜日から木曜日までは毎日6時間の講義の予定となります。7月一杯と8月下旬から9月上旬はこのスケジュールですので、大騒ぎですね。
すでに、秋のスケジュールも入り始めている(9月がもうヤバい!)ので、イベントその他のご相談は早めにお願いいたします。
R&R229は4/3
シャドウランのアンケート
4月期アニメが来る!
そうは言って時間は流れる。もう大変ですよ。
4月期アニメが始まります。
朱鷺田はこちらを参考にしています。
とりあえず、4/4までの予約を入れたが、なぜかもう14本。マジか?
この修羅場の中でどう見る?(リアタイ至上主義者)
それはさておき。東京MX!
1月期のアニメも終わりました。
今回は忙しくて見られていないものがたくさんありました。
バーンブレイバーン終わった。 ええっと、終わったぞ。
「シャングリラフロンティア」は原作も好きなので、面白かった。そして、祝2期(10月)ですが、最終回の引きがキョージュ(CV中田譲治)!
100年前のラヴクラフト
1924年3月、ニューヨークで結婚生活を始めたラヴクラフトはプロヴィデンスに置いてきたものを送ってもらうように葉書を書く。自分の部屋にあるガラスのドア付きのキャビネットがとにかく欲しい。あと、大事なのは使い込んだトランク、ペン立て、ライオンの文鎮、ミルトンの胸像.
3月30日、前の葉書を補う長文の手紙を伯母リリアンに書く。最初の項目は、プロヴィデンスに残した私物、特に絵画の処分。全部送ってほしい、こちらにはそれだけのスペースがある。伯母さんもこちらに永住すればいいのに。 新婚気分でわくわくのラヴクラフトである。
・あなた(リリアン)が描いてくれた秋の風景。これは狐の絵とぴったりだ。
・母(サラ)が描いた薔薇。
・フラ・アンジェリコの絵の中から1枚。(他はしっかり保存してくれることを希望)
その他、ライオンの文鎮とか、茶器とか細々なものを送る指示を出した挙げ句、ニューヨークの物価の高さを愚痴る。「ハーシーズのチョコレートが1ポンド(約453グラム)で70セント(約2,100円)もする! プロヴィデンスなら45セント(約1,350円)なのに!」
物書き仕事の紹介を頼んだリーディング・ランプ社のタッカー女史のつれなさを「彼女にもっと読解力があれば」と嘆く。思い出したように、マーガレット・A・マレー女史の『西欧の魔女宗:人類学の研究』を語りだす。これは後に『壁の中の鼠』のアイデアにつながることになる。
3月、『National Official』に、『トレンドと目的』というコラムを寄稿する。 「商業出版、小説ビジネスの拡大で当会の方針もゆらぎがちだが、まず、アマチュア・ジャーナリズムとしての文芸活動の発展を忘れてはいけない」
今日も本を買う。
https://twitter.com/TokitaSuzakuG/status/1773640802503192907
私のTRPGデザインや翻訳でデータ検証を担当する西上柾氏のおすすめということで買う。 データにはこだわりがあるあの男が認めるとは。 「マンチキン」とは懐かしい。
こんなこともつぶやく
おかしい、専門分野のはずが、いまだに聞いたことのないネタがどんどん出てくる。 (何か見た)
なんか、日本のファンタジーの原点という話がTLに流れているが、まあ、「今、日本で主流とみなされるライト・ファンタジーの原点」ぐらいにしないと、主語が大きすぎて戦争が始まるよ。
TRPG昔語り
#D &D
柳田真坂樹さんのD&D記事をきっかけに、当時の状況を語る流れが展開する!
近藤功司さんからも当時の話が。
山北篤さんからも指摘があり、私の過去語りにつながる。
次にD&Dにふれるのは、フリーランスになってから、荻窪で開かれていた大貫さん主催のマスターズ・インのD&D勉強会だが、やっぱりBRP系のオリジナルの人だった。結局、D&Dを一番遊んだのは3.5版かな。
私自身は、オリジナル志向が強いが、デビューした社会思想社『ウォーロック』の関係でT&T(ウォーロック)を遊んでいた時期もある。
その後、90年には、『シャドウラン』初版にハマり、海外ゲームを色々いじりつつ、『深淵』をホビージャパンに売り込み、読者参加ゲームから『パラフリ』に至る。
フリーランスになった頃は全く金がなく、日本語版D&Dの4980円すらためらいがあった。当時、パソコン通信関係の記事を書いていたので、Compu-ServeにあるTSRショップに日本語版が置いてあったので、通販してみたら、日本語版ならぬ香港版が届いた。当時18ドルか15ドルで、日本で買うより1000円ぐらい安かった。
こんな話をしていたら、鈴木一也さんからのこんなコメントが。
ああ、黒田さんのD&Dを遊べたのはうらやましいなあ。『黒ちゃんのD&D千夜一夜』の愛読者でした。 トラベラーは日本語版が出てすぐ、名古屋のSFイベントレフリーをしていたら、部屋の入口に安田先生がいて、どきっとしたことが(汗) シナリオは森林惑星での接触。
「エクリプス・フェイズ」と一緒か。
この流れの中でGURPSの話になり、みんな食いつきすぎ。
みんなGURPSに夢を見すぎる。 あれは初期の汎用TRPGでいわゆるヒーロー効果がない物理再現重視世代なのだよ。データが多いので、何でもデータ的には再現できるが、ドラマ再現のルールはあくまでオプション・ルールにとどまる。どっちかと言えば、あのデータ量そのものが夢だった。
GURPSの思い出と言えば。