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ヒソヒソ話に「真実」がある(1)

基本的には私は「裏方の表方」である仕事がメインだ。

「映画」ではプロデューサーや監督というのはあくまで裏方のように、ショー的な部分には私はあまり出ない。出るとしてもあくまでサポートかナンバー2的な立場が多い。

表で「ショー」に出られる人間というのは「人気」や人がワーワーいうことのためにプロに徹せられる人間がなるものだ。それは精神的な特性と言える。自分のことを客観的に見えるセンスがある人が上手くいく。

逆に「裏方」というのは表の人がどうしたら上手くいくかを考え実行する人間のことを言う。どう見えるか、よりも何が効果的かで判断する。

裏方にも、裏方の中での表方がいて、それがプロデューサーとかディレクターといった表方の人とやりとりをする人間である。効果的である事と、人にどう見えるかの間を行き来する人間だ。

営業というのも会社の業務によっては裏方の表方に該当する。
テレビ関係や広告関係の会社の営業はある意味ですごい裏方感がある。

「裏方の裏方」というと、もう人とあまり接さないケースが多い。
会社の法務部なんていうのは基本的にそれで、ずっとチェックだけしているなんていうのもザラである。この人たちは「どう見えるか」なんて基本的に気にしない、したくない。した瞬間にメンタルを病む可能性まである(経験談)一番の仕事人だ。

しかし最近はSNSの台頭で、『目立つ』人間の言うことを聞く人が多い。

SNSの影響力は説得力といわんばかりで、目立つ人の言うことを人間は真実だと思ってしまう。あくまでSNSというのは『ショー』であるケースが多い。

もちろん嘘ばっかり言っているわけではないが、あえて本人が『真実』だと思う部分をぼやかす、なるべくいわないということが多発する。
なぜならば、その真実を語ると人気がなくなるからである。

これは人と接するなら当たり前で、自分から見える真実ばっかりバコスコ言っていたら嫌われる。異性を口説く時に

「あまり一般的には可愛いとは思わないけど、今寂しいから付き合おう!」

とかいいだしたら正直だろうがノーチャンスだ。昔後輩が言って見事にフラれたらしいが思ってなくても言うなよ、と思う。ある種の正直者は人も傷つけるし、本人も傷だらけだ。

こんなことを言うとアレだが、よく暴露系のインフルエンサーもちゃんと言葉を選んで言っているなあと思う。
もちろんそれが有効にならないケースもある。(人間は完全ではないからね)

もっととんでもないエグい事実は言わないで、面白い部分をしっかり切り取っている。エンタメ人だなあ、と思う。

真実の切り取り方に悪意があるがある程度面白い、興味深いので悪口としては鋭利なのだ。

エンタメに没頭している時に裏方が見えていたら興ざめだ。
もし見えたとしても視聴者リテラシーとして見えなかったことにした方がいい。

これを「見えた見えた!!」と喜んで騒ぐのは野暮というものだ。
映画やお芝居を見ているときはお静かに、、、。と裏方としては思ってしまう。

そこはあまり伝えたい真実ではなくて「きれっぱし」だからあんまり意味ないんだよなあ、と思ってもエンタメとして機能してしまうならしょうがないのかもしれない。

しかし本当に仕舞い込んだ事実というのは、恐ろしいほど価値が高いことがある。特にビジネスの方法や、本当に便利なやり方などは表に出てこない。

なぜなら受け入れに限界があるしエンタメ的には全然ウケないこともあるからだ。だから意図的に「見せない」

理解させるのも大変だし、コンテンツとして出したら買えなかった人が文句言うし、無料で出してわけわからん人間が文句言ってくるのも面倒だ。

そんな「見せない」情報にリーチするにはどうしたらいいのか?をシリーズでお伝えしようかなと思う。

そのうちライン公式で『秘密のオファー』を出そうと思うので今のうちに登録しておくといいかもしれない。

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