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シクロクロス選手がロードレースを走って思うこと

こんにちは。沢田時です。

昨日のストラーデビアンケはご覧になったでしょうか?本当に凄い戦いでしたね。僕はそれほどロード選手に詳しいわけではないですが、さすがにレース終盤に形成された8名の超豪華な先頭集団の名前は全員知っていて興奮しました。しかも現役の世界トップのシクロクロス選手が3名も含まれているとあって、夜更かしてゴールまで観てしまいました。マチューは本当に強かったですね。

それにしてもストラーデビアンケがこんなにも未舗装路が多くて登りの厳しいレースだとは知りませんでした。観戦していて、これはシクロクロス選手に有利だろうなと感じる場面がありました。今日は一つだけ書きたいと思います。

・激坂での重心の置き方が上手い

これが最も大きいのではないかと思います。シクロクロスではコース上に斜度が20%を超えるような激登りがあることが日常茶飯事です。その激登りを速く走るためにはもちろんパワーも必要ですが、一番大事なのは重心の置き方です。

いくらパワーがあっても、重心が前にいき過ぎてハンドルにしがみ付くような登り方だと後輪のトラクションが抜けてスリップしてしまいます。そうすると脚を着くか無駄に体力を消耗します。逆に重心が後ろ過ぎればフロントタイヤが浮いてしまいます。

ストラーデビアンケのようにロードタイヤで砂利道を走る状況ならば相当にタイヤが滑り易いはずです。重心コントロールが無意識にできるシクロクロス選手は強いだろうなと感じました。

・どうやったら重心を意識できるのか

重心と言われても、よく分からないという人が多いと思います。そこでやってみて欲しいのがスタンディングです。やり方は簡単、ただ自転車に乗ってべダルを水平にして立ち上がって、その場で静止するだけです。意外に難しいですよ!やり方は公平の記事を紹介しておきます(笑)

スタンディングが完璧にできるようになると、激登りをゆっくりでも登れるようになります。このゆっくりでも登れるというのが大事で、スピードに頼らずにバランスを保てているということなので、脚の残り方が全然違うんですよね。特にロードをやっていてダンシングが苦手という人は、スタンディングを練習することで得るものが沢山あると思います。挑戦してみて下さいね。

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【余談】挽き割り納豆の透明フィルムを剥がしたときに豆がめっちゃ引っ付いてくるのが凄く不快なんですが、なんとかならないものですかね〜。

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