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記事まとめ

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【シケイン越えの7つのポイント】 【シクロクロス選手にランニングの練習は必要か】 【パワーデータから振り返る2020年】 【ホールショットを取るためのウォーミングアップとは】 【…
有料記事6本をまとめました。すでに自転車レースに出ている方、これからレースを始めたい!という方にオ…
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シケイン越えの7つのポイント

去年シケイン越えについてtweetしたところ、多くの反響を頂きました。 我ながら速い。虫みたいですね(笑) 自分自身、小学生のときに初めてみたシクロクロスのレースでイタリアから来日していた世界チャンピオンのダニエレ・ポントーニ選手のシケイン越えに衝撃を受けた記憶があります。無駄のない一連の動作が非常にカッコいいと思い、かなり若いうちからシケイン越え、というよりはバイクの乗り降りの練習をするようになりました。高校生のときは毎晩のようにヨーロッパのレースを観ながら選手の動きを

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バニーホップことはじめ

シクロクロスを始めた方はレースに出れば出るほど最初は怖かったオフロードでも危なげなく走ることができるようになり、必要なテクニックが身に付いていくことを感じるのではないでしょうか? たしかにシクロクロスの基本的なテクニックの大半はレースに沢山出るという経験を積むことだけで磨いていくことができます。しかし、どれだけレースに出ても上達しないテクニックがあります。それがバニーホップです。 本来降車させるために設置されていたシケインですが、近年はUCI規定最大の40cmではなく30

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ローラートレーニングのメリットデメリット

レースに出るほど自転車競技に熱中している人ならば一度はローラー台に乗ったことがあるだろうし、熱心なホビーライダーであれば毎日のようにローラーの上で練習している方も多いだろう。僕の感覚だとプロ選手ほどローラー練習が嫌いと言う人が多い。トレーニング時間を自由に取れること、練習時間が長過ぎてローラーには不向きなのも原因だと思うが、そもそも仕事にするほど自転車で外を走るのが好きな人達であるということがローラー嫌いの1番大きな理由な気がしている。ちなみに僕はローラーでの室内トレーニング

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シクロクロス選手にランニングの練習は必要か

シクロクロスはコース上に必ずバイクで乗っていけないセクション(乗るより降りて走った方が速いセクションとも言える)が存在する。よくあるのはシケイン、階段、激坂、泥、砂などだろうか。自転車競技であるにも関わらずバイクを降りて走る能力も必要とされる特殊な競技と言えるだろう。過酷なマッドコンディションのレースとなった全日本選手権での長いランニング区間が印象に残った人は多いと思う。#sxsradioによると僕のラップタイム8分41秒のうちバイクを担いで走っていた区間は2分17秒だったら

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パワーデータから振り返る2020年

パワーがあるからといってレースで勝てるわけではない。しかしパワーが出ているときほどレースでの勝率が高いことは紛れもない事実だ。2020年、レースの再開を待ち望んでいたときの長いトレー二ング期間の成果で、僕のパワーはスプリントからFTPに至る全ての値で自己ベストを大きく更新した(シーズン中ベストのFTPは366Wで5.7w/kg)そして自己最高のパワーを持って7月に再開したMTBレースから11月末の全日本シクロクロスまで合計8戦に出場したが、その全てで優勝3回を含む3位以内の成

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ホールショットを取るためのウォーミングアップとは

「レースが近づいてきたらトレーニングよりも休むことの方が重要」とよく言われる。 この言葉は概ね正しいと思うが、レース前の本当の最後の練習、すなわちウォーミングアップだけは妥協なく行わなければならない。 特にスタートからの位置取りが非常に大事なシクロクロスやMTBにおいて、号砲と共に全力でペダルを踏み込む準備ができているかどうかは確実にレースの成績を左右する。今回は私がレース当日のスタート時間までに行なっている準備や気を付けていること、そして具体的なウォーミングアップの方法

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