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Vtuber可哀片コハルの考察(1/6)

※この考察記事は、2020年1月頃に別ブログで掲載した考察記事を分割し加筆修正したものです。

 可哀片(かわひら)コハルは、違う世界から動画を投稿する少女だ。彼女のいる世界は、〇年の7月1日に【終末】が訪れて、人類は彼女以外いなくなったという。投稿する動画の背景が常に瓦礫に満ちているのはそのためだ。

 当記事は、彼女のこれまで投稿してきた動画からヒントを紐解き、1つ1つを関連付けていこうという趣旨の元作成されている。そのため動画のネタバレに繋がることがあるので、興味を持ったなら当記事を速やかに閉じた後、動画を見ていただきたい。その上でまた当記事に戻った時、アナタは終末世界に魅了されていることになるだろう。

※文字量を減らすよう、文中はコハルちゃんを「コハル」と省略している個所が多いです。ご了承ください。


第1段

 黒い三つ編みに青い瞳。華やかな衣装ではないが楚々とした雰囲気を醸し出す年若い少女。それが終末世界唯一人の生存者、可哀片コハル。隣に映る青い生き物は、どうやら兎らしく、コハルはペケと呼んでいる。後に生存者と呼称される私たち観測者(ファン)と、彼女とのこれが初の邂逅である。

 他のVtuberに倣ってか、自己紹介動画が主な内容だ。可哀片コハルの動画の殆どに言えることだが、【暗転】したときを見逃してはいけない。さり気なく文字が仕込まれていることが多いからだ。

 また、動画タイトルと、動画内のタイトル、動画最後に提示される全3種のタイトルは、ほぼすべて異なる。
動画【#1 〇〇〇】,動画内【第1段】,動画内最後【第一段 〇〇〇】


今回彼女が語ったこと

自身に関して
①【可哀】想な欠【片】と書いてカワヒラ。
②16歳。歌唱と空を眺めることが好き。
③昼から夜に変わる中途半端な空(黄昏時,夕方?)が好き。 不思議と切ない気持ちになるらしい。
④リスナーとは別の世界線に住んでいる。
⑤終末世界の生活は快適。

終末に関して

①世界の滅びは一瞬。
②全ての人間が消えてから1年が経過。
③古くからあった終末の予言が当たったとのこと。当時は「終末を信じないバカしかいなかった」と吐き捨てるように語る。
④彼女にとってここは自由で幸せで何よりうるさくない。
⑤青い体毛のうさぎの【ぺけ】とは、終わった世界で出会った。命名理由は「ぺけっぽい」からというもの。
⑥快適な生活を害する『蜘蛛のようにしつこく、いじらしく、根暗で下品で下等な生物』が存在する。

暗転内容

・「こはる、帰ろっか。」
・あの日、あの時、全てが消えて、全てが新しくなった。

第一段「可哀片コハルの終末世界」

考察

・彼女が15歳の時に世界は何かしらの理由で終わった。一瞬で彼女以外が死ぬとなれば、それは核爆発などの人的兵器とは違うものだろう。
・およそ空想の産物でしか存在しないような、青い不思議な兎が存在する。滅びて1年しか経過していないので、突然変異の可能性は薄く、宇宙からの来訪者の可能性もある。
・「自由で幸せで【何より】うるさくない。」という台詞から、自由や幸せ以上に静寂を心待ちにしていた環境が、終末前の彼女にはあったらしい。
・暗転した際に、帰るよう呼び掛けた声の主は、おそらく両親のどちらか。
・コハルの世界を害する何者かが存在し、それを撃退する能力が彼女にはある。その何かが流す血液と思われる液体は、青い。サムネイルの、頬についた青い液体は恐らく返り血と思われる。


サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。