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Vtuber可哀片コハルの考察(3/6)

※この記事は2020年初頭にたブログにて書いた記事を分割し、加筆修正したものです。

第3段「可哀片コハルは答えたい」

 これまで、動画内タイトルは動画タイトルと異なっていたが、今回は漢数字以外同一。というのもこの回、Twitter上にて生存者(ファン)に質問募集をしていたのだ。彼女が紡ぐ1,2段と違い、私たちも作品に寄与している、相互関係のもとに生まれた動画。特殊な趣である。

冒頭:恐らく、コハルちゃんと妹の会話。
会話は動画を見てもらった方が早い。考察は後ほど。

質疑応答

 考察要素が乏しいもの、暗転に込められた茶目っ気は動画にて確認してほしい。むしろ、動画を見てからこの記事に行くのが望ましい。チャンネル登録と高評価も忘れずに。なお、Q17については他にも、Twitter上のコハルちゃんを見ればわかるのだが出雲霞、薬袋カルテ(〼医)、苺病くすりが好き。

 いずれも静かな雰囲気を感じさせる。アグレッシブだったりはしゃいだりと可愛いツイートをしており、質問などを求めていたりもするので興味ある方はフォローをしておくといいです。

Q1 終末ってどんなことが起こった?
A一瞬の出来事だった。何かが爆発して、視界が真っ白になって、建物はボロボロになってみんな消えてしまった。お花畑で終末を迎えた。残酷で美しかった。終末には美しい音がある。

Q4 気温とかどう?
A 適温。暑いとも寒いとも感じない。「ぬるい」

Q7【終末世界は寂しくないですか? 不自由していません?】という質問だと思われる。

Q9 舞っている蝶の鱗粉が気にならない?
A いつも周囲に舞っているわけではない。鱗粉はキラキラして綺麗。「あいつら」を倒した後に特に沢山寄ってくるから血の匂いに反応するのかな。

Q10 今の世界幸せ?
A (一泊だけ間をおいて)幸せよ。とっても。
暗転:生きている。私は、私らしく生きている。

Q11 人生の目標
A 目標なく生きていた。
暗転:ほんとに? ほんとに? ほんとかな?

Q14 「あいつら」について。持っている銃は?
A 名前も付けたくない。世界が滅びた夜に銃が落ちているのを見つけた。
誂えたかのように馴染む。リロードの必要もない。技術もいらない。もしもこれで自殺したら世界から人間がいなくなる。
暗転:手放すわけ、ないじゃない。

Q16 ネットは繋がったりする? 更新されたサイトある?
A 落ちていたパソコンが使えるからきっとつながる。

ラストQ 川ノ瀬市
A 意味が分からない。聞いたこともない。
暗転:あの出会いから、全てが始まった。あの場所から、すべてが終わった。(全文字逆転)

考察

 冒頭での妹(?)との会話は、言うまでもなく終末前の一幕。家族がいたことは示唆されていたが、その内の一人が実際に登場。半袖で背が高く快活に笑う、コハルちゃんの妹だ。名前は思い出せないのか空白。
 2人の服装から推察するに、季節的に夏に近い春頃と思われる。気になるのは「良いことが何か」わからないこと。何かしらの伏線か、それとも関係ない私事なのかは不明。コロッケを買って帰るというくだり、炊事などは2人が担当しているのか、それとも食べ歩きの為なのか。

終末に何が起きたのか?
 何かが爆発したというが、核爆発、隕石衝突、いずれも人類が一瞬で滅ぶほどの衝撃なら、空がこんなに青いはずがない。爆発と形容しているが、実はもっと別の何か。それこそコズミックホラー的な事が起きたのかもしれない。終末時、美しい音楽があったというが、それはなにか。そもそも、コハルはその瞬間をお花畑で迎えたというが、それはいったい何処なのか。

彼女の人生の目標
 目標なく生きていたと述べた後に暗転では疑問を呈している。人生の目標がないというくだりは、第二段の地下水槽の魚に言った言葉が返ってくる。
「 何も食べず、何かを楽しむことも無く、何かを悲しむこともなく、何かを高望みすることも無く、ただ、泳いでいる」 。
魚への表現はそのままコハルを指し示しているとすれば、終末が訪れる前の彼女の生活はどういった物だったのだろうか。この辺りの家庭事情は未だ明かされていない。

「あいつら」について
 綺麗な蝶は「あいつら」の血に反応して群がって来るらしい。そして流血させるためのコハルの背負った武器(銃)は、世界が滅びた夜に見つけたという。偶然道に落ちていただけでも奇跡的なのに、その上性能はコハルが使うのを想定していたかのような使い易さ。弾切れもないとなれば、偶然と片付けるにはあまりにもお粗末だ。この銃がない場合は対抗手段もない。誰かが作っていたのかも知れない。
 少なくとも対「あいつら」を想定して作っていた物で、コハルを知る何者かが作成し、彼女がすぐに手に取れる場所に設置してあったと考えるのが妥当だろう。では銃を作った者は、終末後の世界を知っていたのか。コハルが生き残ることを確信していたのか。先に「お花畑にいた」というコハルの場所は、本当にお花畑だったのかが気になる。
 もしくは終末をもたらした何者かが、彼女にプレゼントを渡したのか。いずれにせよ偶然拾ったというのはコハルの思う事であり、事実ではないだろう。

ネットは何故つながるの?
 通常、ネットを使うにはそれなりの回線、サーバー、それを動かす電力など、数々の要素が重なって初めて動かせる代物だ。世界が滅びたあとの世界で、どうやって信号機などの電力が供給されているのかも気になるが、拾ったパソコンが何故起動してくれるのか。そして何故、異なる世界線の私たち生存者にそれが届くのか。

川ノ瀬市とは
 当然ながら、川ノ瀬市で検索してもヒットはしない。この世界とは違う場所。最後の質問のみ配色も違うので、私たち生存者が送った質問ではない。そして質問ですらない。誰かが送りつけてきたメッセージと考えるのが妥当だ。この動画での恐らく最大の伏線かもしれない。

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。