ひろがるスカイ!プリキュア 41話「ましろと紋田の秋物語」感想

ここにフラグが立つことに複雑な想い。

※この記事は『ひろがるスカイ!プリキュア 41話』のネタバレあり感想です。


絵本の秋!

 ひろがるお腹、食欲の秋! ひろがる意欲、絵本の秋! 前回は惜しくも落選したましろんの絵本。今回も新作で挑みたいと意気込む彼女のやる気はアゲアゲだ。ただし、それとネタが浮かぶかはまた、別問題なのだ。

 凝り固まる肩、迷走する思考、考えてもどうしようもない事に気を揉まれてましろんはスランプに陥る。このままではいけないと、皆でましろんを気分転換(強制)にどんぶらこっこと連行した。

 実際頭の中で思案し続けてもどうにもならないときは、寝るか、出かけるか等で余計な思考をカットするのも大事。ネタが浮かばないなら散歩だ。ぼんやりした頭の中にふいに顔を見せる砂金の粒を逃すなよましろん!



お仕事の姿勢

 プリキュアを倒し、華々しくアンダーグ帝国で重役に上り詰めてやろうとか思っていたバッタモンダーの人生は彼曰く「落ちぶれている」。工事現場以外にも公園のキッチンカーでバイトか……どうでもいい事ですがキッチンカーのバイトってなかなか見ないな、何か全部一人でやっているイメージある。複雑な機材とか積んでいるとか、忙しい場所でやっているなら別だけど、ホットドッグみたいなものしか作っている様子ないし公園もにぎわっているわけじゃないし、謎。

 まあともあれ労働しているバッタモンダー。そのまま何もしなければ何もなく終わるからと監視者目線で眺めていたが、休憩中にカバトンを目撃。隣人ってまだ知らないのか……

 カバトンはこの町で再出発を決めているため、落ちぶれているとかそういう考えはなさそう。「自分は惨めだ」と思いながら働くのって単純に辛いだけだからその思考回路はどうにかした方が良いぞバッタモンダー。



何良い雰囲気になってるわけ??

 ましろんと遭遇するバッタモンダーもとい紋田。寄るな害虫! ましろんの清らかな青春に汚点を残したら地獄に落ちても許さんぞ!

紋田「落ち葉って木に切り捨てられて落ちて、踏まれて。惨め」

ましろん「木は冬を乗り越えるために葉を落とし、落ち葉は土に栄養を与えて繋がっていく」

 力こそ全ての国においてバッタモンダーの地位は低い。それ故に、足りなければ切り捨てられるという短慮で物事を見てしまう。ましろんは落ち葉の出来る理由、落ち葉の役割にまで視野を広げて物事を話す理知的な、それでいて優しい言葉をかけてあげる。感動しろ紋田。泣いて詫びろ。これがましろんの慈悲だ。

 何も言わずにどっか行きやがった。

 あんのドクサレ! ましろんの有難い言葉の感想を述べてから帰れや!!

粛清ドクサレスキンヘッド

 ましろんに圧倒的感謝を伝えなかったバツとしてバッタモンダーはスキンヘッドと遭遇した。こいつどこにでもいるな……。

スキンヘッド「何の力もないのに諦めが悪く足掻くお前の姿は見苦しく目障りだった」

 スキンヘッド……目障りなのは同意するけど、お前も大概目障りだぞ?



キッチンカーキョウボーグ

 車! 轢き〇しアタックをするつもりか!? しません! ミサイルを撃つか、発射の際に止まって撃つかの2択です! どこぞの免許取得前に敵をはねる鬼じゃないんです、これはプリキュアですから!

 回転し続ける傘はキュアマジェスティでも苦戦、やはり、もう新規参入の無敵バフは終わったのかマジェスティ!

 傘を攻略してバリアと、それを蹴りつけての緊急停止を狙いトドメ! 完璧な作戦でキョウボーグを撃破!

愛する人

 嘘乙。お前に、愛する人? 愛する人をネタに不意打ちかます奴があるかあ! フェイクだフェイク!



苦しんでいる人に

 皆に……元気を……。紋田に何も声をかけられなかったましろん。でも、絵本で、紋田に…笑顔を……。

 良い雰囲気で秋の小道に去っていく哀愁漂わせる紋田。待ってろよ、ましろんの絵本が出来た暁には貴様の心もアップドラフトシャイニングで漂白洗浄してやるからな!



次回予告

 次回はソラちゃんがメインの回だから登場のシャララ隊長。私はまだ彼女が真のラスボスだって推理を諦めていないぞ!

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サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。