見出し画像

V+tuber

常々。考えていたことがあります。
皆がよく定義を議論しては、結局答えを見出せない「Vtuberとは何か?」

※この記事は、
「これからVtuberやりたい【けど】踏み出せない」
「これからVtuberを引退したいくらい疲れた」
という方にも向けています。


まず最初に。私は、Vtuberになれない。

理由は単純に、人を面白くさせるエンターテイメント性に欠けているからだ。Vtuberになる以上、自分主体だけど、どうせなら相手も楽しませたい。しかし配信すれば私は事故る、動画技術などないに等しい。

だから、低スペックPCのExcelでVtuberやって、動画を作って投稿する、
弔野ゆめさんには本当に頭が上がらない。

しかし私みたいに、動画も作れない、面白い話をしたいけど難しい、デビューしたいけど忙しくて無理。色々困難抱えた人結構いると思うんですよ。

……で、今日の昼頃唐突に閃いたんです。

何故Vtuberにならねばいけないのか?

先日「はれのそら」さんに【もりあげVクラブ】という団体に入れてもらった手前、こんなこと言っても良いのかと考えましたが。書いちゃいます。

私がVtuberになりたい理由って、自分の表現手段を広げるためなんです。
動画を作ってブログを簡略化したりとか、ブログ読み上げたり、声を付けることで分かり易くして拡散したいとか。そういう下心を持っています。

けれどもそれって、別になる必要はないんですよ。
自前のブログだけでも足りるんですよ。
ただ、Vtuberになってみたかっただけで、それ以上の展望はないのです。
第一、Vtuberでないと特別になれない

……こんな固定観念が地響き立てるような閃き。
それが「何故Vtuberにならねばいけないのか?」なのです。

他の皆様はどう思っていますか?

Vtuberなりたてのとき、どんな野望や未来を描いていましたか?
Vtuber始めたいって思っている方も、どんな自分を描いていますか?

答えを求めているくせに次の話題に行く意地悪な記事です。

YouTuberは職業で、お仕事

YouTuber(ユーチューバー)・YouTubeクリエイターは、主に動画共有サービスYouTube上で独自に制作した動画を継続的に公開する者を指す名称である。狭義では「YouTubeの動画再生で得られる広告収入を主な収入源として生活する」人物を指す(ウィキペディアより抜粋)

生活するためのお金を稼ぐのは、お仕事です。子供の成りたい職業ランキングにも入ってくるから、YouTuberは、職業だ。

人間が手に持つ職業だ。

それをバーチャルが持ったから、バーチャルYouTuberなんです。
Vtuberは、バーチャルの自分が行うYouTuber活動です。

何てことはない。私は今日の昼頃まで、お仕事をしたいと考えていたのだ。
いやいや待て待て。そんなことはない。もしも儲かったら確かに嬉しいが、儲けられるなんて甘い考えはない。

周りを見てほしい。強い3D面白ロケット動画。弁の立つ配信。不屈のデビルスマイるる。挙げればきりないほど多くのVtuberがいる。

ぽっと出で技術もないのに、並び立つ自信はミジンコほどもない。

第一数字に興味がない。
私はVtuber活動がしたいけど、YouTuberになりたいわけではない……。

そう。

YouTuberになりたいわけではないのですよ。
Vtuberになりたいのは、「バーチャルの世界に足を踏み入れたい」から。

皆が楽しそうにしているその中に、一度でいいから入ってみたかった。
そこには数字も金も打算もない。純粋な興味、好奇心です。

バーチャル世界に足を踏み入れるには、敷居の高いVRchatか、Vtuberの2択しか今はないのです。

人はアイドルを辞めるとどうなる?

最近のVtuber活動はアイドル要素が結構目立ってきました。声も外見も可愛い子って結構いますが、個人的に最近は碧居結衣ちゃんがきています。

さて、昔のアイドルはマイクをステージに置いたりして、引退しました。
「私たち、普通の女の子になりたい!!」で引退しその方は今も存命です。

Vtuberは引退すると「皆。さようなら」と言って、跡形もなく消えます。
何もおかしくない。……いや、ちょい待ち。おかしい。

Vtuberで積んだ実績とかも全部捨てちゃう?

人は職業に就き、辞める時には無職になり、お金とノウハウと職歴、そして人生経験が手元に残ります。しかし。

VtuberはYouTuber活動を辞めたときには、全てを消してしまう方が殆ど。
Vtuberをしていた、魂はノウハウとか得られたでしょうが。

自分の分身、魂の具現化体は、消失してしまう。仮想空間上の職歴は、全てが無に帰してしまうのです。

ですが稀に、Vtuberを辞めても活動は続ける方もいます。
最近だと梔子スイさんとかでしょうかね。

捨てるべきは全てではなく5つ文字

Vtuberの引退は正直な話、9割方デッド。死亡です。
その先の展望がないのです。死も同然です。

でもね。

ファンとしてはVtuberを引退してもいいから、ツイッターとかでは普通にしていてもらいたいのですよ。全部消すからショックがデカいのですよ。稀に配信とかしたっていいんですよ。推しが生きているだけで今日も活きられるのですよ。

YouTuberでなくても、動画投稿する方は結構いますから。
Vtuberを辞めても、V界隈から完全撤退する必要はないのです。

むしろ、今まで慣れ親しんできた身体を捨て去るのは、非常に勿体ない。

だからVの後に付ける別の5つ文字

バーチャル世界の存在がYouTuber活動を辞めた。そしたらその人を何と呼べばいいか? Vtuberからtuber取ったら「V」の一文字。

バーチャルの世界を生きる人。

VLiver

とでも呼びましょうか。無職です。でも生きています。
そこに漂ってオッケーです。何ならコラボにも出ます。
VLiver同士で仲良くしてもオッケーです。

(しかしこれだと既にLiver活動中の人と混同してしまいそうで難儀)

Vtuberを壊した先にある世界

バーチャルの姿になりたい。けれどもYouTuber活動はしたくない。
私たちは今まで、「Vtuberとは何か?」を延々論議してきた。

お答えしましょう。

それはVの世界で生きる人の、1種の職業でしかないのです。

その単なる職業名に、私たちは延々他所から引っ張ってきた議論理論を付与しすぎて、何やらよくわからない代物になってしまった。

Vtuberという概念を皆の力で壊したとき。
その直下には別天地がある。

V世界で、単に生きてみたいだけなら、単なるLiverで構わない。
V世界で歌いたいなら「Vsinger」で構わない。
V世界で絵を描く仕事をしたいなら「VArtist」でもいい。
……え、V世界でAV女優!? 「VAdult」とか?
ええいもう何でもいいわ! ただし犯罪は厳禁な!!

ともかく。仮想世界で自分の特技を披露する、V世界にて生きる際、職業が一種類しかないっていうのは絶対おかしいわけで。

Vtuberが破綻しかけてるとか言いますが、これは本来の姿へと回帰するチャンスなのでは……と思っています。自分が本来やりたい分野へ散ることで、チャンネル登録とか、スパチャ以外の集金とか、ファンとの交流とかもより筋の通ったものになると思うのです。

それこそYouTubeが無くなっても、V世界が広がりを見せれば、何の心配も無くなるのです。多様性が最終的に全てを解決する日も近いでしょう。

おまけに

V世界での姿のまま、リアル世界でも仕事が出来る。という何だかわからないけど凄いことを考えている会社があるのをご存知でしょうか?

まるで秘密結社のような立ち回りの「ブイノス/VNOS」という企業です。
社長はグレンラガンとか話したら止まらない長身幼女です。
色んな人が集まっていますが、詳細はリンク先にて!

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。