ガンダム版下町ロケット開幕? 水星の魔女 8話「彼らの採択」感想

前回の水星の魔女!

 舞踏会かと思いきや会社設立のクラファン会場。更にはエアリアル=ガンダムであると疑惑の眼差しを向けられてどきどきの魔女裁判が開幕した!「おかーさん!おかおかおかーさーん!」スレッタは必死に助けを呼ぶと、お母さんではなく花嫁がさっそうと助けてくれましたが、

嫁「ガンダムの会社作るわよ」 婿「ええっ!?」
母「エアリアルはガンダムなの」 子「がっ!?」

 作ったからには責任取って、会社設立頑張るぞい!

今回のエアリアル君(妄想)

 何か僕の周りに緑色のオーラがあるけどこれ何の光? でもスレッタと一緒に踊れたのは何だか新鮮な気持ちだったよ。この踊りや歌なら小さな子でも歌って踊れるから、先入観を柔らかくするのにもってこいだよね! ところでスレッタ、優しいばかりのイケメンは、何を考えているかわからないから注意してね、ラブコメの鉄則だよ!

前半

地球寮にて株式会社ガンダム立ち上げ

 エアリアルを守るために、嫌いな父親にも頭を下げたミオリネ。進んだ結果父親からの信用と、エアリアルを手に入れた。しかしこの前進は常に求められる。綱渡りのように危うい。

 ミオリネは自分の会社を手伝う社員を、御三家の息がかかった連中ではなく、それでいて親しい地球寮生たちに頼むこととなった。会社だ! 経済戦争が始まる! スレッタはまた巻き込まれているけど頑張れとしか言いようがない。

 まぁいきなり「会社作るからあんたら働け」と言われたらチュチュでなくとも反発するわけで。チュチュから「クソスペ(ーシアン)わがまま女」の諢名を頂戴することになるわけだ。ダブスタくそオヤジの娘にとってこれ以上無いあだ名だと思わないか?

娘たちのこと大事にしているわ(?)

 さて。前回は色々ぶっちゃけたり発破かけたりしたプロスペラさん。今までガンダムだと告げずにスレッタを搭乗させていたわけで、それはあまりにもあんまりではないかと思う視聴者一同。エアリアルのデータをミオリネに渡すなど協力的ではあるけど、スレッタの質問はやんわりと躱す。「こう言えばこれ以上追求しないだろう」と理解している言い回しで、操縦しているんだなあと思える手際だ。

シャディク暗躍

 色んなところに先回りするシャディクさん。孤児院から実力で成り上がって今の地位になったらしいけど、その目的がミオリネなのかベネリットグループかは不明。自分の養父に「思案も思想も古い」と陰口する姿にはなんとも言えない、若者が年上に抱く反発心を感じる。

何を売るのか?

 会社と名乗るからには商売をする。何を売って成立させるのかを話した時にミオリネの脳裏に浮かんだのが「兵器」だった。まあ、この学園もMSに関する技術面で成果を上げているし、その路線で行くのは妥当なんだけど。行き着く先がアナハイム社とかだと地獄絵図が宇宙で繰り広げられそうなんだよなあ…………。地球寮生内でも意見は様々で、「売ればいいじゃん」「地球が戦争になっちゃう」とかでこのままでは内部分裂しちゃう。

 でも株式会社ガンダムを謳う以上、ガンダムに関連する商品にするしか無いわけで。何を売れば良いんだろうか……エアリアル(スナック菓子)をこの世界で売ってみようか。エラン君は焼きとうもろこし味で!

後半

グエキャン△ハードモード

「今日の料理は水を注いで簡単に出来る、水も滴るいい男☆」ってわけじゃないのかい!? いじめられてる!? ジェターク寮生ではなさそうだ。決闘とかで色々難癖つけていた荒れている時期あったけど、その時の恨みか。しかし反抗的な目を向けることも、相手を見ることもなく食事に集中するグエルさん。買うべき喧嘩はこれじゃないと理解しているんだろうね。黒ひげとかいたら「今の勝負はその兄ちゃんの勝ちだ」とか言ってくれそう。

GAND技術の根っこを求めて

「ガンダムは呪い」「魔女」「禁忌」などと避けられている現状、ミオリネなりにガンダムと真正面から向き合う中で、21年前に演説していた父親の姿を見る。知らなければ改善もイメージの払拭手段も分からないとして、単身ペイル社のベルメリアを尋ねることにした。

 振り返るベルメリアさんが何だか可愛いの気のせいかな?

ミオリネ「ガンダムについて知りたくて」

取り敢えず時代設定的にとっつきやすそうな【00】がオススメ。
シリアスと政治で突き進む【Z】もオススメ。
すぐに見終える【0080】はクリスマスシーズンにピッタリ。
ネタ的な意味でも面白い【W】で薔薇入浴。
39話でニュータイプにおける解答を提示した【X】。
シナリオが雑とか色々言われるけど見易いだろう【SEED】。
ロミジュリるなら【08小隊】。
次世代のスタンダードタイプ【水星の魔女】……はこの作品だ。

20秒でまくし立てるオタクの図

 ミオリネの知りたかった「そもそもガンダムは何故生まれたのか」は、その根っこに医療技術における宇宙進出の未来を願っていたためと知る。

遥か遠くで浮かび上がった未来

 調べまくった結果、ミオリネの提案は2つ。兵器を誰にでも売るか、GAND技術を開拓して医療技術方面に役立てるかだ。もしかしてこれって【下町ロケットガウディ編】!!?

下町ロケットとは

 半沢直樹でお馴染み小説家【池井戸潤】先生の書く、町工場を舞台にした物語。第一部でロケット技術の特許を巡り、同じくロケットを作ろうとする巨大企業とのゴタゴタに巻き込まれる。紆余曲折あってなんとか丸く収まったが、第二部では自分達の培ってきたロケット技術が、人工心臓の部品として革命を起こすかもしれないというお話から始まる。

 下町ロケットは医療技術方面への進出をこれっぽっちも考えてないところから始まるので、「軍事が無理筋なので元々の医療技術面を伸ばす」原点回帰の発想とは厳密に言うと違う。でもお話の流れはなんとなく下町ロケットなんですわ。ドラマ版1期の全10話を見たけど、ロケット作るまでが面白さのピーク感あるのは個人の感想です。

株式会社ガンダム社歌(仮)

 素人が2週間でPVを作る。私なら血の気が引く。出来ませぇええん! 見て下さいこのPV、エアリアルとのシンクロ率がそこまで高くない、GBも荒くてスレッタも「最初はノリノリで編集のハートマーク付けまくる」「あからさまな編集点の可視化」「段々編集されなくなり」「スレッタの目がキマっている」などの苦労を察するに余りある状況変化である。

私「1つ聞かせてくれ…ヤギはどこに消えた?」

 GUND技術を押し出すためのPVならこれで正解か? 安心安全をモットーにするならカッコよさよりも可愛さだろう。ファラクトはこれどうしよう……今は危険な代物だから試乗できる人間なんて居ないし。そもそも誰がテストパイロット引き受けてくれるんだか。

 あーあ、どこかに超絶暇で操縦技術抜群かつGUND技術をその身に宿していない健康優良児いないかな~(キャンプを見ながら)

ラストも下町ロケット感

 大企業により認可されない。という流れもなんだか見たことある! シャディク側のスキャンダルを暴くしかねえ!! でも女の子と楽しんでいる写真撮られても屁でもなさそうで羨ましいよなあ! じゃあ決闘で決めようぜ決闘! スレッタが決闘で勝ったらよぉ、てめえの野望、やりたいことリスト以下だあああああ!!

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。