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ゼルダが面白すぎて困る

「どうせなら増税前に買おう!」と9月末に駆け込み購入をしたNintendo Switch。
それと一緒に『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を同時購入。

最近、何本か話題作を購入してプレイしてはいるものの、どれも途中でプレイしなくなっている自分。
「なんだか最近のゲーム合わない」「これが歳を取るということか」「新しいものを受け入れなくなっている」「ついに中年」「ついにおっさん」なんて思っていたけど、ゼルダはそんな思いはおかまいなく見事に心を掴んで離さない。(僕は中年でもなく、おっさんでもなかったようです。やったー。)

なにがこんなに面白いんだろうと考えると、他のゲームとは違う「目的を探すことが楽しい」という点に行きついた。

ふだんのデザイン話ではないけど、久しぶりにゲームにどハマりしているので記念にnoteに残しておきます。


他のゲームとの違い

一般的なゲームは「お城に行く・○○を倒す・○○というアイテムを手に入れる etc」等々、次にやることが具体的に示される。それを繰り返してゴールやエンディングを目指して行く。
でも今回のゼルダは、スタート時から「最終目標であるボスを倒す」だけという、これ以上なくシンプルな目的のみ。さらに、ボスのいる城もスタートから見える位置に配置されている。そのためボスの城を見つけるための冒険も特に不要。

ただ、そのボスを倒すために有利になるアイテムなどは各自自分で探す必要がある。別になくてもボス戦はできるけれど、ボス強いからあった方が無難という設定。もちろんそのアイテムを取るための順番などは自由。

ゲームをスタートすると、超簡単な説明でいきなり大きな世界にほったらかしという状態になる。


試したことに結果が必ずある

とりあえず何をして良いのかわからないから、主人公を動かしてみる。どっちの方向に行けばいいとかも特にないので、なんとなくの方向に進める。

敵っぽいのがいる→とりあえず攻撃→なにやらアイテムを落とす。
木がある→とりあえず登ってみる→鳥の卵をゲット。
山っぽいのがある→とりあえず行ってみる→ダンジョンがある。
洞窟が見える→とりあえず入ってみる→武器をゲット。

という、なんとなく思ったことを試してみると、ほとんどの行動に何かしらのリアクションがある。

崖がある→とりあえず登る→遠くに海が見える→行ってみる→敵がいる→倒すとアイテムもらえる→そのアイテムでさらに強い敵に勝てそうな感じがする→強そうな敵を探して歩く→気になる形の木が見える→そちらに行ってみる→木の近くにダンジョン発見。
みたいな流れができる。もちろん途中でやめてもいいし、どんどん進んでもいい。制限時間もない。


ネットサーフィンみたいな感覚

ネットサーフィンってもう死語?でも、それが一番しっくりくる表現。同じように中毒性がある。

目についた記事を読む→関連する記事も一緒に読む。
気になった単語があるから検索→さらに気になる単語が出てきたから検索。
面白そうな動画があるから観る→オススメの動画が表示→さらに観る。

という繰り返しと全く同じ。皆さんもありますよね??特に目的なく何時間もネット見ていること。
ゼルダはその感覚に近い。気がついたら深夜までプレイしているという感じ。

ネットも使い慣れていくうちに、単語を複数入れての検索とか、便利なまとめサイトを見つけるとか、自分なりのコツを覚え上達(?)していくように、このゲームも使い慣れていくうちに、隠れて近づくと敵よりも先に攻撃できるとか、移動に便利な方法を覚えるとか、自分なりのコツを覚え上達していく。
そうなるとやめどきがわからなくなる。
別にボスなんかどうでもよくなって、ゲームの世界を徘徊することだけで満足してしまう。
任天堂、これは恐ろしいものを開発したものだ。


デザインとはぜんぜん関係ないけど、ひさびさにゲームにハマりまくっているので書いてしまいました。しばらく滞っていたnoteぼちぼち再開していきます。

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