h >o という不等式が生み出す”分断”
フランスの経済学者、トマ・ピケティ。彼が2013年に出版した『21世紀の資本』のなかで、以下の不等式を用いてとある主張を行った。
r>g
rは資本収益率、gは経済成長率を指している。
漢字ばっかりでムズかしそうな雰囲気なので、これを簡単に説明すると、
ということらしい。
つまり「格差はどんどん広がるぜェ?」とピケティさんは言っている。
私はこれを、大学の授業でならった。そのときは別になにも思わなかったのだが、最近あることに気がついた。この「r > g」的