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2021年9月の記事一覧

実家の掛け布団は、ダサい柄じゃないとダメなのだ

 先日、ひさしぶりに実家へ帰った。  夕食をとり、高齢のネコとあそび、風呂に入る。さて寝るかと、かつての自室に足をふみいれた。  するとそこに、ダサい柄の掛け布団がセットされていた。謎の花柄に、謎のピンク色。一から十までダサい布団である。 「ああ、コレだよコレ」  私はボソリとつぶやいた。  ダサい柄の布団にもぐり、すぐに寝息を立てはじめる。ふだんは寝つきの悪い私も、ダサい柄の布団であれば5分で眠りに落ちることが可能だ。  翌朝、カラダがエネルギーに満ちているのを