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Tidalcycles Tutorial

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パターンをスタック/ 連結する

パターンをスタック/ 連結する

stack
“stack”によって、リストに含まれるパターンを全て同時に再生することができます。文字通り、「スタック」する。「レイヤー」させると考えても良いと思います。

d1 $ stack [ sound "bd bd*2", sound "hh*2 [sn cp] cp future*4", sound (samples "arpy*8" (run

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Tidal Cycles - LFO

Tidal Cycles - LFO

シンセサイザーを演奏したことがあれば、Sin, Triangle, Square といった、LFO ( Low-frequency oscillation ) でモジュレーションをかけるイメージが湧くと思います。
Tidal でも エフェクト関数にLFO を適用することができます。

d1 $ sound "bd*16" # pan sine

上の例では、サイン波に従って pan の引数が

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Tidalcycles - 乱数

Tidalcycles - 乱数

Tidal では、整数、少数をランダムに出力することが可能です。
この手法を使用して、パターンの一部をランダムに削除することも可能です。

rand
Rand 関数を使用して、0 - 1 の間で乱数を発生させます。
エフェクトのコントロールに適しています。

d1 $ sound "arpy*4" # pan (rand)

また、出力される範囲を指定することができます。
以下の例では 0.25

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Tidalcycles - 周期性

Tidalcycles - 周期性

パターンに周期性を与える
エフェクト関数をレイヤーすることで、周期的なバリエーションをパターンに与えることができます。

d1 $ every 5 (|+| speed "0.5") $ every 4 (0.25 <~) $ every 3 (rev) $ sound "bd sn arpy*2 cp" # speed "[1 1.25 0.75 -1.5]/3

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