職業訓練とは(3)


こんにちは。このページに足を運んでくれてありがとうございます。

今回も前回記事の続きとして、職業訓練について説明したいと思います。

※毎度の注意書きになりますが、職業訓練には職種や地域によって制度や規則が異なる場合がありますので、ご了承ください。


職業訓練を受けるにあたっての前提条件

職業訓練を受けるためには、高校あるいはそれに準ずる卒業証書を持っていること。 日本で高校を卒業した場合は、英文に翻訳されたものを用意すれば大丈夫です(でした)。

僕が通っていた高校では、『証書交付願(英文)』があったので、事務室に行き書類に記載して、発行料を払い、後日自宅に英文化された卒業証書が届きました。

このページを閲覧する人の中で、もしドイツ留学を考えているのであれば、日本にいる間に卒業証書(英語あるいはドイツ語)を取得しておくことをお勧めします。発行は1枚で十分ですが、それをコピーして複数枚保持しておくと、なにかの応募に便利です。

ちなみに大学を卒業された方でしたら、『卒業証書・学位記』も英文発行することを強くお勧めします。

職業訓練契約書

前回の記事では、職業訓練の応募方法についてのお話でしたので、それに続く話題になっています。

まず契約書のことを、ドイツ語ではVertrag(フェアトラーク)と言います。これが職業訓練を受ける上で必要になっていきます。

職業訓練契約書は、職業訓練を提供する企業と、職業訓練を受ける訓練生との間で交わされる契約書です。この契約書を基に、職業訓練生の『契約期間/週の労働時間/休暇/試用期間/給料』が定められます。

これを通し職業訓練を実施している企業は、職業訓練生を『育てる』義務があり、それを受ける職業訓練生は『学ぶ』義務があります。

滞在許可(VISA)

留学の最大にして最初の関門とも呼ぶべき、外国人局での滞在許可申請、。ベルリンの2つある外国人局は、連日逃げてきた難民と、大学へ進学を目的とする外国人留学生のビザ申請でいっぱいです。 なるべく、ご自身にストレスのかからないよう、日本で揃えるべき&ドイツに来てすぐにやるべき課題をこなし、申請に必要な書類は外国人局HPからプリントアウトしてから向かうと大変スムーズになると思います。 滞在許可については、僕もとても苦労したので、いつか記事にできればと思っています。


以上で、職業訓練についての、大まかなフレームというか、導入としての記事を終えたいと思いますが、質問など、個人的にありましたらお待ちいています。それではこのへんで。

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