【写真集紹介】小倉唯『ゆいたび』

２０２４年２月７日に発売された
小倉唯写真集『ゆいたび』こちらの紹介をさせていただきます。

３年振り、５冊目となる本作品。声優さんが写真集５冊ってかなり多い方、もしかすると１番じゃないかな？
今回のテーマは「ひとり旅」
シンガポールで撮り下ろした写真となります。

率直に見終えた一言目の感想は

「大人になったなぁ・・・」

彼女が中学生の頃から知ってるわけですから、そりゃ親戚のおじさん目線になるよ。これまでの写真集も見てきてるけど、何よりまずあどけなさがなくなって大人の女性になったなと、思うわけです。それでも２８歳、まだ２０代なのも驚き、ホント若い。

表紙の写真でわかる通り、まず髪型、前髪の作りが違うのが大きく印象を変えてる。こんなふうに分けてなかったんだよね。分けたとしても触覚みたいに両サイド一房顔の輪郭に沿って髪を下ろしてた、それがない。全ページを見ても数カットあるかぐらい。今までとは違った唯ちゃんを見ることが出来ます。

あとは目だよね。くりっとした目が個人的に唯ちゃんの好きなパーツで今までを可愛いとするなら今回は綺麗。表情も笑顔は確かに可愛い！可愛いさもありながらもそこは満面の笑みというより、微笑みというのが近いと思う。そこからの儚げな表情がより綺麗になったというのを引き立たせてる。

不満点とまでは言わないけど、あげるとすれば水着かな。これまで結構攻めたの着てたんだけど今回はあるけど"んー？"って感じ。別に絶対に必要ってわけでもないし、着なくちゃいけないってわけでもない、だけどもそれを望んでしまう、変な目線で見てごめんなさい。今回のコンセプトととして選ばれたのだと思う。

お気に入りの写真は終盤の三つ編みで露店街、食べ物屋さん街でのカットが良き。なんというか、可愛らしさと綺麗さの中間、帯に書かれている"ナチュラルな素顔"が１番写されていると思ってる。あとは三つ編みが好きという補正もあるかも。

総括として、全体的にこれは上級者向けの写真集だと思う。この写真集で小倉唯を知りましたなんて人はいないだろう。ずっと唯ちゃんを見続けてきた人が、違った表情を知るという作品。可愛らしさだけを求める人にはちょいとオススメはできないかな。もしくはこれまでとはイメージしてた、想像してた、唯ちゃんとは違う部分を見たいという方には是非とも見ていただきたい。