SaaS企業の勝手なイメージ-sansan編-
日本SaaSトップランナー sansan
言わずとしれた名刺管理のパイオニア
創業は2007年
オフィスも青山に構えていてThe キラキラベンチャーの代表格みたいな会社
しかし、それはSaaS業界の外の人からのイメージ実態は・・・
sansanの利用シーン
sansanは、営業マンが名刺を写真撮影して名刺を会社共有するもの
CMの「早く言ってよ〜」のシーンのように、アプローチしたい会社のキーマンを実は会社の誰かが知り合いだった・・・
そのツテを使えばもっと楽に営業できたのに・・・
このCM(知らない人向け
そんなシーンをなくすために産まれ
「昔名刺って紙だったんだよ。今じゃ考えられないね・・・」と
そんな時代を実現すべく事業を推進
sansanって費用に見合うの??
しかしサービスがかなり渋い
これはSalesforceのようなCRMがあれば不要・・・
そしてSalesforceには無償で連携できるsansan提供の下記のアプリが・・・
sansanより安価で似たようなことができるPHONE APPLIなんて競合もあり・・・
この類似品に打ち勝っているあたりはsansanのマーケ、営業力は優れていると思う、先行者利益もあるとは思いますが
sansanはなぜかCRMやSFAの機能を持たせず、名刺管理のみに開発を絞っている(活動履歴やメモくらいは書けたと思うが・・・
噂ではSalesforceから資金調達した兼ね合いで開発に制限があるとかないとか
One シリーズの登場
なので、「名刺管理」のサービス展開なのですが、
これで限界を感じたのか、Bill Oneという新規事業が登場
開示情報はsansanと合算なので明確に何でいくら売っているのかはわかりませんが、ほぼsansanでしょう。
売上は毎年30億ずつくらい伸ばしており、成長期待できるのか、株価もコロナバブルが弾けて一度落ち込んではいますが、右肩上がり傾向です。まだ堅調に成長するかもしれません。
Billoneとは
Bill Oneが主軸だとは思うのですが、Contract One(契約書)、Order One(FAX)も展開
かっこいい名前はついていますが、紙の請求書を代理で受け取ってスキャンしてくれて、PDFはアップすればまとめてくれる、請求書作業代行サービス
似たようなBPOサービスはありそうですが、かっこよくブランディングしているのとSaaS提供での他サービスとの連携が強みでしょうか
枚数課金っぽいですね
管理部門の作業は合理化できそうです。
色々ツールを入れてもアナログをデジタルへの変換は顧客要因なので変えにくい部分なので、これはしばらくは需要がありそうですね
sansanは立派なSaaS企業なのですが、サービスのフロントがSaaSなだけで裏側では地道なオペレーター手作業もやっているので、その辺がAIやOCRがどれだけ進歩しても確認が必要な部分なんでしょうか
給与水準
sansanはブランディング、マーケティングがうまいですね。
平均年収は650万くらい
年収もっと上げたくて辞める人が多そうですね
https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0C1000000qckQU&q_no=2
日系SaaSの代表格のsansanですが、サービスがいまいちに感じるのですが、みなさんはどう思いますか?
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