見出し画像

「わからない」という夢

昨年から引き続いていたラフが二つ終わる。
年が明けてからずっとセカセカしている…と思ったけど、これがあったから気が急いていたのかな。単純に正月から抜けられなかったのだろうか…。

最近なんとなくずるずる夜中まで作業をしてしまって良くない。のですが、たまにマトモな時間に終わるとテレビを見ています。
今ハマっているのは「スキンウォーカー牧場の超常現象」という番組です。

アメリカ・ユタ州にある牧場で、次から次へと超常現象が起こり、その正体を掴むべく様々な専門家があのてこの手でがんばるドキュメンタリー。
こういうオカルトって全然興味なかったんですが、去年あたりから現実逃避のために時々見るようになりました。
コロナとの戦い、政治、社会情勢など、気が滅入る話が多いですが、オカルト番組はそれらについてさほど考えこまずに見ることができます。
だって、あらゆる謎には、宇宙人や未知の力が関わっているかもしれないのですから!素人が考えても仕方がないのです。

先述の「スキンウォーカー牧場の超常現象」ではしばしば「確実に言えるのは『ここでは何かが起こっている』と言うことです」という締めで終わる回があります。
「そりゃ何かあるのは、これ見てる人みんな知ってるわ」と思いますが、何度も見ていると「まあ『人間の力じゃないんだ』という結論に持って行くのもありだよね…」という気持ちになってきます。

何かとソースや信憑性が求められる今ですが、無理やり答えを求めて、業界の陰謀とか他国の政府が牛耳ってるとか言って憎み合うより、何か“未知の力”に可能性を求める方が、心穏やかでいられるような気がします。
だって「何かが起きている」「解明しなければ」と言ってショベルカーで土を掘り返す時、謎の光が現れ、見失った時、彼らの目はとても輝いているのです。
昨今はカルト宗教問題などもありますが、健康や社会生活を害さない“健やかなオカルト”こそ、メンタルヘルスに有益なのではないでしょうか?

衝撃!テレビを見ているクマ

「なんだかわからないもの」には夢がありますよね。妖精でも神様でも宇宙人でもいいですが、そこにはなるべく楽しい空想を詰め込んでいきたいです。猜疑心や憎しみや陰謀論ではなく…いや、現実逃避のためにオカルトの話をしたのに、また、私は…。


今日の絵

ここにはあるのよ

全力でフリーペーパー発行などの活動費にさせていただきます!よろしければ、ぜひサポートをお願いします。