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危険に走れる才能

最近、大麻や危険薬物などのニュースをよく聞きます。
精神を病んだ界隈(?)にいると、薬の方向へ行ってしまった人の話も聞くので、あまり他人事ではなく…。「私がそっちに行っていたらどうなっていたんだろう」と時々考えます。

まんが。トキン「最近薬物関係の事件が多いね」夫「周りの人は気が付かないものなのかな」
トキン「どうする!もし私が実は受け子のバイトとかしてたら」夫「えー、それはないよ」トキン「なんで」
夫「だって君は忘れ物が多いし、数字にも弱いし、すごいケチだし、うそが顔に出るし、取引の役に立たなそうだから。大丈夫だよ」トキン「なんかあんまり嬉しくないな」

「役に立たなそう」というのが褒め言葉になる得ることもあるんだな、と思いました。

しかし実際、精神が荒れても、私が危険な方向へ行かずに済んだのは「ケチだから」というのが本当に大きいです。絶対に経済的な損をしたくないという強い意思があります。

処方薬を多目に飲んでしまうとか深酒に走るとかの時期もありましたが、やはりある程度まで行くと「お金がもったいない」「医療費がもったいない」「ラリってしまいたいけどお金は出したくない」「失敗したらもっとお金がかかる」と、負の感情よりお金の心配が上回ってしまい、当時は苦しみましたが結果的にはよかったなと思います。

とはいえ「人生はギャンブルだ。賭けに出ようぜ」的なという考え方の人に会う事もあります。そんな時、こちらの気持ちとしては、割と素直にすごいなと思うんですが、そういう人は大体私を見て「こいつつまんねえな」という顔をしているんですね。
その“つまんねぇなという顔”がまさに、夫の言うところの「役に立たなそう」なんでしょう。
はあ?何それ?悔しい!
悔しい?いや、悔しくはないか…。


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