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受け流さない

漫画。
ようやく、なんとか本編まんがの最終ページまで来た…。あと一息…。
遅筆を嘆いてもアレなので、最近読んだ本を書きます。

病気や障害、近しい人の死などについて落ち込んだ人に、どう相対すべきなんだろう…と思うことが多い。
大体そういう時「早く気づけたんだし」「なんとか助かりそうなんだし」とか色々理由を見つけて、「だからきっと大丈夫だよ」とか言っちゃうんだけど、自分で言いながら「大丈夫ではないわ」と内心思ってる時も結構ある。

この本では病院や施設でのケアの場面や、そこでのやりとり、現場の人の発見などが、素の言葉と考察を交えて紹介されている。ケアをする方とされる方、またその境界の複雑さなど、多くの視点が参考になった。

病気で亡くなった友人や、自分で命を絶った友人との最期の時間についてよく考えている。あの時どうしたら良かったのかとか、ほんとは何を言いたかったのかとか。正解はないけど後悔は消えない。
ああいう気持ちを味わいたくないという想いがものすごくあって、だから人に対してどう向き合えば良いのかというのをずっと悩んでるのだと思う。
完璧に人に対峙するなんて、よほどの思いがないと無理なのはわかってるんだけど、それでも、“なるべく”でも良いから、救いのある方を向きたい。


今日の絵

見えないけど あるよ


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