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物件探し、まさかの結末

3か月にわたる私の物件探しは、昨日、突然ゴールを迎えた。

まったく期待せずに内見申し込みした物件を、まさか当日中に契約申し込みすることになるとは思いもよらず。
今回は方位や風水にも興味をもってプロにも相談して慎重に内見をすすめてきたのに、最後の物件だけは直感だけで即決めしてしまった。

想像もしなかった地域、今まで一度も降り立ったことのない駅、その駅でなければならない事情は何もなかった。全く想定外な引っ越しになった。


人生、自分でかじ取りしているつもりでも、
案外、気づかないところで何か大きな流れにのっていて、自然と流れ着く場所がご縁というものなのだろう。

不動産屋さん曰く、この街は、ファミリー向けで治安も良く、スーパーも公園も多い、とても暮らしやすい街との話。それは良かった。


ふと、魔女の宅急便のキキが、魔女修行に出発するシーンを思い出す。
よその町で1年間独り立ちするという掟に従い、相棒の黒猫ジジと、新たな街を探し、ほうきで飛び立つシーンだ。

どこに行ってもいい(先住の魔女がいなければ)
とにかく南へ、海の見える方!とだけ心に抱いて。


今はまだ、何の思い出もない、印象もない、真っ新なその街での暮らしに思いを馳せ、わくわくしてしまう私。

「ここで暮らしたい!」と決めてから引越しするのも良いけれど、
「この街なんにも知らない!」という状態で引越しするのも面白いかもしれない。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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