ベランダに泊まりたい人生だった。
金曜日だ!明日は休みだ!!!
華金だからと飲みにいくわけでもない。こんなご時世だからねと思うかもしれないけど、そんなご時世になるずっとずっと前から金曜も直帰してた。自粛のパイオニアです。
とくに何するわけでもない。ただ明日からの2日間の休みを想ってわくわくニコニコしているこの時間が、実は休日以上に1週間のうちで1番幸せな時間なのかもしれない。
昔、可愛いお姉さんが可愛いお部屋でお風呂あがりに梅酒を飲みながら、顔を赤くしてプハーっと言っているCMがあった。
私はこれにすごくときめきを覚えて、大人になって一人暮らしをしたら、1人で缶のお酒飲んで可愛くプハーって言うのかな〜と憧れていた。
でも別にしなかったし、アラサーになった私のお風呂上がりは可愛いどころか中年男性でした。
いや、厳密にいうと1回だけ1人でチューハイを買って飲んでみたけど、なんというかな…
つまんないのな…。虚無…。
1人であんなに楽しそうに飲めるお姉さんはすごいよ。お酒の味が好きな人なのかな?
別にお酒が好きでもない私は、誰かと一緒にじゃなきゃ、飲む意味がないことに気づいてしまった。
あと、一人暮らしをしたらもう一つやりたかったことがある。
それはベランダにお布団を引いて眠ること。
物騒だとか、なんだそれとかしょーもないとか思われるかもしれない、いやむしろ何も思われなくてこれを読んでいる人の8割が無感情かもしれないけど、私はどうしてもやってみたかったんです!!!
ベランダで、初夏のさわやかな夜風を肌に感じながら、眠るの。
そんで、朝はガラス越しじゃない、そのままの陽を浴びて目覚めるの…!
そんな夢もあり、色んなことを暴力で解決してきた雰囲気ビンビンのこわい管理会社のおっさんの圧もあり、私はこの陽当たりの良い最上階の角部屋を選びました。
しかし、ついぞその夢が叶うことはありませんでした。
私は憧れを捨て、ベランダをこの手で封印した。そして、私はもう二度とこの扉を開けることはないだろう。
…このベランダには魔が巣食う。
ある夏の夜見てしまった。ベランダに、身も凍るような地獄を。
話した友人全員に漏れなくトラウマを植え付けた、この出来事は今度書こうかな。
いっぱい書きたいことがあるけど、最近は疲れてて眠くて短いのしか書けない…!!歳でしょうか。
それではおやすみなさい〜!
【書きたいことメモ】
・初彼氏のその後
・ベランダに封じ込めし闇
・エヴァのこと
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