【齊藤京子さんが三期生に⁉】日向坂46の相関図を一変させた"8月人狼革命"は何をもたらしたのか
日向坂46のグループ内では、目まぐるしいスピードでブームが生まれては消えていきます。代表的な例を出すとコロナ禍の「あつ森」や昨年9月のスプラトゥーンなど、半数以上のメンバーを巻き込むことも珍しくありません。
「人狼ゲーム」はその中でもひときわ存在感のあったブームであったと言えるでしょう。これまでにも何度かブームが来ていましたが、2023年に入ってから日向坂ちゃんねるで初生配信の企画になったり、心理戦要素がキョコロヒーの企画にも組み込まれたりと影響力のあるブームになりました。
このブームの特徴は
・身体さえあれば誰でも参加できること
・場所を問わずリモートでも実施できること
・1~4期全てが同席したため相関図が一変したこと
・齊藤京子さんが3期生になったこと
などが挙げられます。
そこでこの記事では2023年8月の人狼ブームを「日向坂8月人狼革命」と名付けて流れをまとめ、さらに悩める4期生にもたらした影響についても考察しようと思います。史(資)料としてはSHOWROOM配信、ブログ、メッセージ、定点カメラの4つを使います。(誤った情報があれば教えてください)
①日向坂8月人狼革命前夜
日向坂の人狼ブームといえば2023年4月の日向坂ちゃんねるでの生配信に象徴される、9枚目製作期間が思い浮かぶ人が多いと思います。ですが今回取り扱う「日向坂8月人狼革命」は4月の第一次ブームを再加熱する形で始まりました。第一次ブーム後も齊藤京子さんを中心に変わり種のパーティーゲームで遊び続けていたため、明確に境目はありませんが、久しぶりに人狼ゲームで遊んだ報告があった2023年7月30日からを革命の対象とします。
久しぶりの人狼ゲーム
ここで2期生が合流しました。1期生のきょんあや、3期生は毎回参加しています。
②革命が勃発~TIFとリモート人狼~
ここまでは1期生~3期生のみで、お仕事で一緒になった際に遊んでいました。しかし次からは状況が一変します。
TIF
この日は初めて4期生が参加しました。1期生と3期生、4期生が同席して遊んでいたことは非常に重要な出来事だったので8月6日を革命の始まりとします。
さらにこの日を火種としてリモート人狼の約束も決まっています。
皆勤はきょんあや、3期生の6人です。
その翌日
第一回リモート人狼
TIFで人狼で遊び、同時に翌日のリモート人狼の約束をしています。
ここでの「革命」はお仕事の待ち時間だけでなく、プライベートな時間を1期生、3期生、4期生が共有していたことだと思います。
そしてこの回もきょんこ、あや、ひなの、みくに、まりぃ、ぱるは皆勤です。
第二回リモート人狼
前回リモート人狼をしたその二日後に早速第二回が開催されています。
この日はツアーリハ終わりの夜によーこ、ひら砲、みっちゃんが3人でSHOWROOMをしていました。齊藤京子さんはメッセージで人狼参加予定の四期生達の配信を実況していました。先輩がリモート人狼参加予定の後輩の配信を見ていたなんて平和で良いですよね。(ほのぼの)
この回は2期生の松田好花さんの参加により1期生から4期生まで全て揃ったリモート人狼でした。皆勤はきょんこ、みくに、まりぃ、ぱるになりました。
そしてこの翌日から髙橋未来虹ちゃんと山口陽世ちゃんがkyonkotalkの人狼レポを見るためにkyonkotalkを購読しています。
リモート人狼では開始時間が決まっているため、「生活習慣が整う」や「家事がはかどる」などの副次的メリットの発見が3期生によってされていました。
③”いつメン”の成立
第2回リモート人狼の2日後から10枚目シングルのミート&グリート(以下ミーグリ)が始まりました。ミーグリでは定点カメラというツールがあり、休憩時間にメンバーが遊びに来ておしゃべりしたり遊んでいる姿を我々に見せてくれます。台本もコメント機能も存在しないので、最もメンバーの素の姿を見られる場所であると言えます。
定点カメラでも
この日はきょんこ、ぱる、みくにの3人で休憩時間に齊藤京子さんの部屋で3人人狼をしていました。
その次の休憩時間
このメンバーで定点カメラに来てワードウルフで遊んでいました。
いつメン
この日の夕方、みくに、まりぃ、ぱる、はるはる、みっちゃん、ひら砲が定点カメラに来ていました。そこで齊藤京子さんが「いつメン定点行ってたの?!」とメッセージで言っており、おおよそこのあたりがいつメンとして認識されていることが分かります。そしてこれは初回からの人狼ゲームの皆勤者と一致します。
その翌日
この日も前日に続いて定点カメラで遊ぶ流れが生まれていました。最初にきょんこ、みくに、まりぃ、ぱるが定点カメラに集合します。そして8/6あたりに誕生にしていた人狼専用のlineグループに人狼のための招集をかけます。招集用のメッセージは山口陽世ちゃん、一発目の返事は齊藤京子さんが担当し、みんなが集まりやすい空気を作っていました。結果10人以上集まり隣の部屋で遊ぶことになったため、実際のプレー風景は見れませんでしたが招集過程からは本件の全体像が見えてきます。(次章)
この後にも何回か人狼ゲームが開催されていたという情報はありますが、今回は大きく状況が変化した8/12までに留めます。
④暗躍する”3期生”
ここまでの流れを追っていくと、皆勤だった齊藤京子さん、髙橋未来虹ちゃん、森本茉莉ちゃん、山口陽世ちゃんが中心となってこのブームを作っていたことが分かります。そのため、1か月近くずっといつメンで遊んでいたため齋藤京子さんが3期生になりました。(?)
次に、特に大きな影響を与えた動きについてまとめます。
齊藤京子さん
ゲームに必要な道具類の準備は全て齊藤京子さんが行っていました。時には手作りで紙ベースの人狼ゲームを用意したり、アプリに課金したりと全員が楽しむための投資を行っていました。
また、人狼ゲームの招集過程においては1期生の立場もあって積極的に発言することで後輩が動きやすい空気を作っていました。それでいて純粋にゲームを楽しんでいたため後輩からゲーム中に総攻撃される場面もありました。
招集時に先輩の発言力を3期生に貸す形でのみ先輩として振る舞い、縦の関係が全く見られなかったことが4世代入り乱れる環境作りにつながったのではないかと思います。
山口陽世ちゃん
10/2の「さくらひなたロッチの伸びしろラジオ」でコカドさんが3期生を「中間管理職」と表現した場面がありましたが、そのように先輩と後輩をつなぐ役割を果たしていました。8/11の定点カメラでのワードウルフは齊藤京子さんの「次の定点でワードウルフしようよ」という提案が発端でした。これを受けた山口陽世ちゃんは「じゃあ4期生も誘いますよ!」と返しており、齊藤京子さんからの提案を4期生まで通す役割を担っていたことが分かります。
さらに8/12に渡辺莉奈ちゃんが参加した回では後に「陽世さんに連れて行ってもらいました」と発言しているように、3期生の山口陽世ちゃんが4期生をピックアップして1期生や2期生も揃う遊び場に連れ込んでいることが分かります。
髙橋未来虹ちゃん
人狼ゲーム招集時、誘われたものの参加が厳しそうな4期生が「参加したいんですけど…」と窮する場面がありました。そこでは髙橋未来虹ちゃんが「無理だったら無理で全然かまわないから!」「断りたいときは断って!」と4期生に要求している場面がありました。他にも召集用の文面を考える際に「行けたらでいいので」などの文言を挿入することで、どうしても出てしまう縦の関係を排除して風通しの良い雰囲気づくりに貢献していたと思います。
【考察】4期生とグループにもたらした大きすぎる影響
ここまでは事実ベースで8月人狼革命の流れを振り返ってきました。
この革命の要点をまとめると
などが挙げられます。
4期生にとっては全世代の先輩達と交流する場所が生まれ、良い機会であったことは間違いありません。
さらに考えられるのが、リモート人狼の影響についてです。
「いつメン」章でもあった通り、8/11の夕方にみくに、まりぃ、ぱる、はるはる、みっちゃん、ひら砲が定点カメラに来て人狼ゲームブームについて話していました。そこでは「山口陽世ちゃんがLINEグループに人狼のお誘いをしたがみくに、よーこしか集まらなかったため中止した」という話がありました。この日は4期生のリハ内容がハードで全員休んでいたのに正源司陽子ちゃんだけは人狼に参加しようとしていたみたいです。他にも「第2回リモート人狼」回ではSHOWROOM配信後にも関わらず準備を済ませて正源司陽子ちゃんは間に合っていました。
正源司陽子ちゃんは「加入後に苦労したこと」として環境の変化や疲れよる生活習慣の乱れや心身の不調について話していました。
そこで出現したリモート人狼は地方から来た一人暮らし組が楽しくつながる場として機能していたのではないかと思います。人狼ゲームから脱落すれば洗濯物を畳んだり、ドライヤーをしたり、そんな緩く繋がりながらやるべきことをそれぞれやれる場が、東京での初めての夏を迎えた4期生達の支えになっていたということです。
それゆえ例に出した正源司陽子ちゃんは(体力面や単純に人狼ゲームがやりたいという欲求はあるかもしれませんが)どれだけリハがハードメニューでも毎回参加していました。
グループメンバーでワイワイ遊んでいることが癒しになっていたのかな~などと勝手に想像しています。
最後に~定点カメラのすすめ~
前半は事実ベース、後半は事実を基に考えてみました。「8月人狼革命」が様々な効果をもたらしたことが分かって頂けたと思います。
今回の流れの大部分はミーグリの券を買えば見れる定点カメラで起こったものです。ここではメンバーが限りなく素に近い状態で登場して遊んだり喋ったり自由な時間を過ごしています。ここで生まれる人間関係やブームは数多く、見ていれば日向坂をより一層楽しめること間違いなしです。
今回の2ndアルバムでもミーグリが発売されているので、まだの方は気になるメンバーの券を買ってみて、ついでに定点カメラも見てください。この記事のように人狼ゲームやワードウルフが見れるかもしれないし、全く新しい動きが生まれるかもしれません。
ありがとうございました!
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