ソニーFE 20-70mm F4 Gについて思うこと
ソニーから出た20-70mmというレンズが気になって、色々調べて考えを巡らせてみました。
コンセプトとしては、動画に対応する新標準ズームレンズ。大三元と呼ばれる標準ズームにおいては現在24-70mmという焦点距離が一般的です。この広角側を20mmにして、動画対応にしたというわけです。
重さも488gで、ズームレンズにしては軽い。しかし開放域が通しのF4であるため、まあこれくらいの重さとサイズ感かなという感じはします。 画質に関しては様々なレビューが出ているのでここでは触れませんが、20mmの広角になるのは確かに動画撮影者にとってはありがたい。
動画でよく使われるズームレンズは16-35mmで、こちらも広角側ズームレンズの大定番と言ったところで、様々なメーカーがしのぎを削っています。 他の人のレビューを見ていると、やはり20mm側がありがたい。との声が多いです。
SLで24-70mmひとつでやっている身としては、こう言うのはやや乱暴に聞こえるかもしれませんが、「引けばいいじゃない」がひとつの結論です。(そう自分に言い聞かせてポチることを抑制しています…)
いや、実際は引けないような状況、例えば室内等があるのは重々承知しています。でも、引ける環境であれば自分で動けば24mmでも全然大丈夫。
これまで24mmで事足りてきて、レンズ設計的にも無理しない最適解だったから長年ラインナップされてきた。そう思います。しかしこれはあくまで写真だけがカメラの機能だった時代の話しです。そういう意味で設計や生産ラインを新たにして、新機軸に挑んだSONYはナイスです。これから他のメーカーが追従する可能性は高いです。
もうひとつ、良いなと思うのは自撮りする時です。これは腕の長い人だと、24mmでも割と大丈夫ですが、短めの人だと24mmは顔が大きく写りすぎます。また、軽いというのは片手で自撮りするにあたり非常に優位です。
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