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五百城ときっき 10

新幹線で数時間、ついに京都に到着

和:着いたー!
〇:長かった。笑
茉:久しぶりやぁ。
和:どこ行く?どこ行く?


〇:まずは食べ歩きでしょ!
茉:和菓子〜!

お団子屋さんへ到着

店:はい、お団子3つね。


〇:ありがとうございます!
和:美味しそう〜!
茉:美味いっ!
〇:美味しいねぇ。
和:京都ってだけでさらに美味しく感じる。
茉:確かに。

〇・和・茉:ご馳走様でした!
店:はい、ありがとうねぇ。

和:次行くよ!次!1泊2日なんだから!
茉:次はお寺見よう!
〇:金閣寺?銀閣寺?
和:やっぱり金閣寺でしょ!
茉:銀閣寺も味があっていいよ!
和・茉:グヌヌヌ...
〇:2人とも落ち着いて?どっちも行こうよ。
和:〇〇がそう言うなら、
茉:しょうがない。

和:金閣寺来たーっ!


茉:金ぴかやぁ、、、。
和:ほら、やっぱり金閣寺の方がいいよ!
茉:銀閣寺の方が侘び寂びの心があるやん!
〇:ほら喧嘩しないの!
和:〇〇、お兄ちゃんみたい笑
茉:にぃに〜笑
〇:やめろ、いじるな笑
〇:それにしても綺麗だなぁ。
和:秋だから紅葉も映えてるね。
茉:冬は雪が積もって綺麗やんな。
〇:よし、次は銀閣寺行こうか。
和・茉:おー!

〇:到着っと。


和:銀閣寺って普通のお寺じゃない?銀色じゃないし。
茉:庭園の砂が光の反射によって銀色に光って見えるから銀閣寺なんだよ!
〇:そうなんだ!茉央物知りだなぁ。
茉:えへへ///和ちゃん?<( ¯ ꒳¯)>ドヤァ
和:(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…
〇:やめろって。笑
和:和だって、、、
〇:和も全力で楽しんでて可愛いよ。
和:可愛い///ほんと?
〇:うん。
和:ありがと///茉央ちゃん?<( ¯ ꒳¯)>ドヤァ
茉:(⑉・̆н・̆⑉)むぅ…
〇:だから喧嘩するなって笑
和:〇〇、またなんか食べ行こ?ギュッ


〇:手繋がなくたっていいだろ?
和:いいじゃん!
茉:ずるい!茉央も!ギュッ


〇:ちょっと、めちゃ見られて恥ずかしいんですけど。
茉:コソッ(ちゅーしてあげてもええよ?)
〇:今はいいです///
茉:コソッ(じゃあ、夜は?)
〇:お任せします///
茉:やった///
和:(茉央ちゃん、強敵。)

続いてやってきたのは和菓子屋さん。

〇:また甘いの食べるの?
和:何言ってんの?京都と言ったら和菓子でしょ。
茉:そうだよ!八つ橋にぃ、わらび餅にぃ、抹茶にぃ、、、
〇:茉央は食いしん坊だなぁ。
茉:そんなことないもんっ!
和:でもせっかく京都なんだからさ、抹茶は飲みたいよね。
〇:間違いない。
和:すいません、抹茶を3つと、わらび餅、生八つ橋、みたらし団子ください!
店:かしこまりました!
〇:そんな頼んで大丈夫?
和:3人で分ければ余裕でしょ。
茉:楽しみぃ!

店:おまたせしました、抹茶3つです。


和:うわ、いい香り!
〇:確かに。
茉:京都の抹茶ってほんのり甘いよね。
〇:うん。確かに。甘いね。
和:より抹茶の苦味が引き立つよね。
〇:美味しい。

店:おまたせしました、わらび餅、生八つ橋、みたらし団子です。


和:ありがとうございます!うわぁ、美味しそう!
〇:ほんとだ。
茉:みんなどれがいい?
和:私みたらし団子!
〇:じゃあ僕は生八つ橋にしようかな。
茉:じゃあ私はわらび餅ね。
〇:まぁ、みんなでシェアすれば良くない?
和:だね。はい、〇〇君、あーん
〇:え、いいよ、自分で食べるから。
和:いいから受け取りなさいよ!
〇:はい、、、あーん。
和:どう?
〇:そりゃあ美味しい。
和:良かった。
茉:はい、茉央のも!あーん。
〇:はぁ、あーん。
茉:美味しい?
〇:うん。
茉:えへへ///

〇:ご馳走様でした。
和:おいしかったです!
茉:ありがとうございました!
店:こちらこそありがとう。

〇:さぁ、もう夕方になっちゃったね。
和:そろそろ旅館行く?
〇:そうだね。
茉:あのね、〇〇。
〇:なに?
茉:3人、部屋同じだから。
〇:、、、まじで?
茉:うん。
〇:まじかよ。
和:〇〇君、覚悟しててね?


〇:な、何を?
茉:それは、着いてからのお楽しみ!ね、和ちゃん。
和:うん。
〇:な、なんだ?

この後、和と茉央による、題して『〇〇をあらゆる手を使ってメロメロにしてやる大作戦』がスタートするのでした。

fin.


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